レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年11月8日
- 登録日時
- 2016/12/18 15:17
- 更新日時
- 2018/08/16 14:24
- 管理番号
- 相大-H28-049
- 質問
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西表島の薬草についての資料を探している。沖縄の島々にはその島固有の植物があり、薬用として用いられているようである。西表島にもそのような植物はあるのか。
- 回答
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①『入門 沖縄の薬草』
②『いのちはみんなつながっている 西表生態学』
③『日本のハーブ事典』
以上の資料を提供した。
④インターネット情報「西表島野生植物図鑑」の「生薬・薬用植物のページ」をご案内した。
- 回答プロセス
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①自館OPACで"オキナワ""ヤクソウ"及び"ヤエヤマ""ヤクソウ"で検索するがヒットせず。
さらに"オキナワ""ヤクソウ”で検索。『入門 沖縄の薬草』 吉川敏男/著 ニライ社 1998 沖縄全般の薬草についての説明あり。
②自館OPACで"イリオモテ""ショクブツ" "イリオモテ""コユウシュ" "オキナワ""コユウシュ"で検索。 相模原市内にある下記の2冊を提供した。
『いのちはみんなつながっている 西表生態学』 千石正一/著 朝日新聞社 2004 【s24593188 B462.199】
p126「そこにしかいない生き物」に西表島の固有種について記載あり。
p128「西表島にいる種類での固有性」図版に植物名「ヤエヤマヒイラギ」他7種の記載あり。
『南の島の植物』 新納義馬/著 ポプラ社 1986 【s06511844 J29】
p33-37沖縄の植物について記載あり。
西表島には「イリオモテガヤ」「ヤエヤマヒメウツギ」など14種1変種あることがわかる。
③さらに自館OPACで"オキナワ""ショクブツ"で検索。
『日本のハーブ事典』 村上志緒/編 東京堂出版 2002 【s20608691 617.6】
p39-「沖縄の伝承ハーブ」について。沖縄の民間療法の変遷、魔除け、沖縄の代表的なハーブなどについて簡単な記載あり。
④Googleで"西表島""植物"で検索する。サイト名「西表島野生植物図鑑」帝京大学薬用植物園管理室のサイトがヒットする。
www2.odn.ne.jp/had26900/wild_plant/Encyc_irumti.htm(2016.12.22最終確認)
「植物名和名リスト」のページに植物和名・学名・用途があり、用途に「薬用」あり。但し各々の効能については記載なし。
注:【 】は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
- NDC
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- 一般植物学 (471 9版)
- 工芸作物 (617 9版)
- 地理.地誌.紀行 (290 9版)
- 参考資料
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- 『入門 沖縄の薬草』 吉川敏男/著 ニライ社 1998
- 『いのちはみんなつながっている 西表生態学』 千石正一/著 朝日新聞社 2004
- 『日本のハーブ事典』 村上志緒/編 東京堂出版 2002
- キーワード
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- 沖縄
- 薬草
- 西表
- 植物
- 固有種
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 薬用植物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000203533