レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/03/01
- 登録日時
- 2007/09/13 02:13
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M07030118058457
- 質問
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備中話という本について知りたい。
- 回答
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『国書総目録』では『備中話』は「びっちゅうばなし」と読み、13冊にわたる地誌で、著者は奥田楽山、明治期の写本が内閣文庫(国立公文書館内閣文庫)にあるとしている。『岡山県歴史人物事典』の奥田楽山の項では「楽山は歴史にも関心を持ち『備中話』5巻を著している」としている。また『高梁市史』には三島中洲の話として、楽山が「備中話を著せり。未成の書なれども、上房下道二郡の事はややつまびらかなり」と記している。作成時期は不明で、奥田楽山の生没年1777~1860年の間での作成である。『岡山の古文献』に備中の地誌で幕末嘉永以降に刊行されたとする『備中誌』には、備中誌引用書目として『備中話』が挙げられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 稀書目録.善本目録 (026 9版)
- 参考資料
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- 『補訂版 国書総目録 第六巻』岩波書店,1990.岡山県歴史人物事典編纂委員会編『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994.高梁市史編集委員会編『高梁市史』高梁市,1979.中野美智子『岡山の古文献 岡山文庫135』日本文教出版,1988.『備中誌』日本文教出版社,1972.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007030118041758457
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000037467