レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/4/29
- 登録日時
- 2012/08/24 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:35
- 管理番号
- M12021010311897
- 質問
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新見の名勝を詠んだ新見八景について知りたい。
- 回答
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『新見市史』などには記載なし。
『阿哲郡誌 上巻』には、「新見八景中に龍頭の晴嵐を数ふ」や、「丸川松隠先生の新見八勝を撰ぶや、金光山の夕照として其の一に加へたり」の記述がある。
『阿哲案内』には八景と漢詩人・三好敬堂(1870~1956)の漢詩が紹介されている。
『備北新聞』によると、丸川松隠(1758~1831)が選んだ新見八勝の漢詩が散逸したため、昭和3年(1928)に依頼されて敬堂自身が詩作した旨を記した資料「新見八勝詩並引」が新見美術館に寄託されている記事がある。また、三好敬堂の八景に「龍頭の晴嵐」がなく、「松原の壽福松」が加わっているのはこの時の依頼によるものと考えられる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漢詩文.日本漢文学 (919 9版)
- 参考資料
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新見市編『新見市史』新見 新見市,1965,376p.
阿哲郡教育会編『阿哲郡誌 上巻』岡山 阿哲郡教育会,1929,812p. 参照はp.224,263-264.
逸見陳平『阿哲案内』新見町(阿哲郡) 阿哲商工会,1928,52p. 参照はp.19.
「「新見八景」漢詩の経緯判明」『備北新聞』2013年3月25日第2面
岡山県歴史人物事典編纂委員会編『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994,1254p. 参照はp.942,993.
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新見市編『新見市史』新見 新見市,1965,376p.
- キーワード
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- 新見八景
- 新見八勝
- 丸川松隠
- 三好敬堂
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2012021010314411897
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000110515