レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年06月18日
- 登録日時
- 2016/07/18 09:56
- 更新日時
- 2016/07/18 09:56
- 管理番号
- 相-160007
- 質問
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川端康成の1968年以降の随筆を探している。
「美しい日本の私」(ノーベル賞のスピーチ)の直後に出され、同じような種類の文章だったと記憶している。昔、文庫か新書サイズで読んだように思うが、もう一度確認したい。
- 回答
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下記資料を紹介した。
『川端康成全集 第28巻 随筆(3)』川端康成著 山本健吉、井上靖、中村光夫編纂 新潮社 1982年
「解題」の「美の存在と発見」(p.562-564)に「この文章はハワイでの講演に基くが(略)この講演はノーベル文学受賞記念講演「美しい日本の私―その序説」の続編ともいうべきもので(略)」等と記載されていた。
さらに、「解題」には、著者の没後刊行された『竹の声桃の花』(1973年1月25日、新潮社 *当館未所蔵)に「美しい日本の私」に似たようなタイトルの作品で「日本文学の美」(p.565)「日本美の展開」(p.565-566)が所収されているとの記述もあった。
なお、「日本文学の美」については、「さきに、ハワイ大学で講演した「美の存在と発見」につづいて」と記載されていた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 評論.エッセイ.随筆 (914)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000194848