レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年03月17日
- 登録日時
- 2015/03/17 09:35
- 更新日時
- 2017/03/04 17:00
- 管理番号
- 17270
- 質問
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雛道具を嫁入り道具とする風習について
- 回答
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次の資料に関連記事あり。
・雛と雛道具 名家秘蔵 毎日新聞社 1979.2(当館請求記号:7590/H5)
※p.92-95「雛形が語るもの~雛道具に見る婚礼調度(樋口清之)」に次の記述あり。
「・・・有識故実にならった内裏雛が作られるようになり、雛の調度も、貴族の婚礼調度をそっくり取り入れた一揃えが整えられるようになります。雛道具には、このような輿入れの支度を娘にも整えてやりたいという親心がこめられていたことでしょう。
婚礼調度の一部は平安期のころからあり、室町、桃山、江戸期へと、時代が下るにしたがって、蒔絵や文様の装飾が華麗になってゆきます。雛道具の中には、豪華な婚礼調度の内容見本、いわば目録というように、それを持参した姫君の輿入れの道具人揃えがそのまま、雛形のように整えられた一組もあります。・・・」
- 回答プロセス
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(1)次の資料にひな人形の歴史などに関する記事があるが、雛道具を嫁入り道具とする風習等に関する内容は見当たらなかった。
・母と子のお雛さまめぐり 藤田順子/著 美術出版社 1993.2(当館請求記号:7590/F3)
※p.84-95「雛道具」の項あり。
・日本の雛人形 江戸・明治の雛と道具六〇選,決定版 是澤博昭/著,大屋孝雄/撮影 淡交社 2013.2(当館請求記号:7590/K28/2)
※「第二章 「武家から公家へ~雛の品格」に「上級武士と公家の雛」あり。
・雛まつり 親から子に伝える思い 福田東久/著 近代映画社 2007.2(当館請求記号:38610/F3)
※p.41-118「第2章 雛にまつわる歴史」の項あり。
(2)次の資料も確認しましたが、雛道具を嫁入り道具とする風習等に関する内容は見当たらなかった。
・雛人形と武者人形 飾る知識と楽しみ方 淡交社編集局/編 淡交社 2010.1 (当館請求記号:7590/T26)
・ひな人形 斎藤良輔/著 法政大学出版局 1975(当館請求記号:7590/S2/5)
・雛と雛の物語り 藤田順子/著 暮しの手帖社 1993.2 (当館請求記号:7590/F3/2)
・日本の人形と玩具 西沢笛畝/著 岩崎美術社 1983.2 (当館請求記号:7590/N5)
- 事前調査事項
- NDC
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- 人形.玩具 (759)
- 年中行事.祭礼 (386)
- 参考資料
- キーワード
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- 3月
- 雛祭り
- 雛人形
- 嫁入り道具
- 年中行事
- 婚礼調度
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000169155