レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年06月17日
- 登録日時
- 2009/06/17 14:42
- 更新日時
- 2017/01/25 09:29
- 管理番号
- 9956
- 質問
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解決
久米栄左衛門が行った坂出の塩田開発において、堤防の築造に使用された石材の産地を知りたい。
- 回答
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『四国開発の先覚者とその偉業 2』(渡辺茂雄/著 四国電力 1964年)
第一章稀代の経世家久米栄左衛門 十三、世紀の事業完成に次の記述があった。
「堤防の築造に使うおびただしい石材については、・・・・・主として島や海岸を切り崩して石材を集めた。」
「石材は聖通寺山の北側および東側の海岸に面したところや、坂出沖にある興島、瀬居(せご)島、坂出沖の
少し西のほう-本島および綾歌郡玉越村の乃生(のぶ)岬などの石切り場から切り取ったものを用い、・・・」
(67~68頁)
- 回答プロセス
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Googleで検索窓に”久米” + ”石材” + ”坂出塩田”と入力して検索したところ、
PDF形式で「四国学 四国開発の先覚者とその偉業 8(坂出塩田の開発者 久米栄左衛門)」が公開されていた。
〔公開URL:http://www.yonkeiren.jp/sef/senkakusha8.pdf〕〔最終確認:2009年6月17日〕
この中に、「潮止めに必要な石材や塩田に敷く砂の採取場所、そこから塩田までの運搬方法、運搬に要する時間、
運搬する船の手配など、こと細かく事前に調査し、計画を立てていた。」とあったが、具体的地名はなかった。
この文章は、渡辺茂雄が著した『四国開発の先覚者とその偉業』(昭和39年~42年 四国電力)を原典に
編集したとの注記があったので、当館所蔵の同書で内容を確認したところ、回答にある記述を見つけた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 製塩.塩業 (669 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 久米栄左衛門
- 坂出塩田
- 堤防
- 石材
- 香川県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000055747