レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170804
- 登録日時
- 2019/04/12 00:30
- 更新日時
- 2019/04/17 00:30
- 管理番号
- 徳郷20170805
- 質問
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解決
十勝地方に移住した徳島県の人々について調べている。那賀郡北海道殖民同盟会の板東勘五郎、立江村村長を務めた東條儀三郎の移住に関する資料、両氏の活動・足跡が分かる資料について知りたい。
- 回答
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徳島県人の北海道移住については、徳島県立文書館において詳しく調査されています。
a.『徳島県立文書館研究紀要 第2号』(徳島県立文書館/編・発行 平成13年)
p45-58「北海道開拓と徳島-徳島県人の北海道移住関係資料調査事業報告」 立石恵嗣/著
板東勘五郎については、以下の資料がありますが、北海道移住について詳しくは書かれていません。
b.『羽ノ浦町誌 地域編』(羽ノ浦町誌編さん委員会/編 羽ノ浦町 1994)
p376-377 明治・大正期の大政治家 板東勘五郎
c.『趣味の郷土 羽ノ浦町』(那賀郡羽ノ浦町編纂委員会/編 羽ノ浦町 1959)
p300-304 明治維新後の人物篇 板東勘五郎頌徳碑
d.『御大典記念 阿波人物鑑』(市原狸之/著 徳島日々新報社 1928)
附録p315-318
東條儀三郎については、
e.『利別の流れ 北海道十勝本別開拓物語』(田村直一/著・発行 1994)
p3-93第1章「利別農場を拓いた阿波人」においてまとまった記述があります。
大学の紀要等論文につきましては、以下のようなものがあります。
f.「徳島県出身北海道移民の研究」(平井松午/著・発行 1986)*『人文地理第38巻第5号』(昭和61年)抜刷
g.「徳島県からの北海道団体移住」(平井松午/著・発行 1987)*『徳島大学教養部紀要(人文・社会科学)』(1987)別刷
h.当館には、所蔵していませんが、「徳島県からの北海道移住者と「勇足歌舞伎」」 高橋克依/著 *『北星学園大学文学部北星論集 第50巻』(2013)という資料がciniiオープンアクセスにあります。
その他、北海道移住に関する図書をご紹介します。
g.『北海道移住の軌跡』(中村英重/著 高志書院 1998)p97-126 徳島 藍の国の再生と移民送出
p117- 南海社と那賀郡北海道殖民同盟会
h.『明治後期産業発達史資料 第650巻 北海道殖民状況報文 (釧路国・十勝国)』(龍溪書舎 2002)
十勝国之部 p169 板東農場の説明あり
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業経済・行政・経営 (611 8版)
- 参考資料
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- 徳島県立文書館研究紀要 第2号 (T18トク545-58徳島県立文書館/編・発行 平成13年)
- 羽ノ浦町誌 地域編 (T241.1ハノ5376-377羽ノ浦町誌編さん委員会/編 羽ノ浦町 1994)
- 趣味の郷土 羽ノ浦町 (T241.1ハノ2300-304那賀郡羽ノ浦町編纂委員会/編 羽ノ浦町 1959)
- 御大典記念 阿波人物鑑 (T280イチ315-318市原狸之/著 徳島日々新報社 1928)
- 利別の流れ 北海道十勝本別開拓物語 (T611タム3-93田村直一/著・発行 1994)
- 徳島県出身北海道移民の研究 (T334ヒラ平井松午/著・発行 1986)
- 徳島県からの北海道団体移住 (T334ヒラ2平井松午/著・発行 1987)
- 北海道移住の軌跡 (T221ナカ97-126,117-中村英重/著 高志書院 1998)
- 明治後期産業発達史資料 第650巻 北海道殖民状況報文 (釧路国・十勝国) (T332.1メイ650169龍溪書舎 2002)
- キーワード
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- 北海道 移住 移民 開拓 十勝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000254804