レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/01/25
- 登録日時
- 2019/03/27 00:30
- 更新日時
- 2019/03/27 15:46
- 管理番号
- 茨城-2018-201
- 質問
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解決
北茨城の窯業は笠間焼より50年程古く、1728年の文献に記述が見られる聞いたのですが、どのような文献に、どのような記述内容があったのかを知りたいです。
- 回答
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1.『北茨城市史 上巻』(北茨城市史編さん委員会/編集 北茨城市 1988.6)
p549「松岡焼」と題した一節の中に,以下の一文あり。
近世北茨城地方で行なわれた瀬戸焼には,勿来(いわき市)方面より伝わったと思われる関本地区にみられるものと,松岡領村むらで焼かれた松岡焼(手綱焼とも呼ぶ)の二つの系統がある。関本地区の窯跡として現在判明しているところは,里根川支流瀬戸川流域の背踏窯跡,福田地区の福田窯跡,関本地区の榎木内窯跡の三か所である(24)。その開始時期については不明であるが,榎木内窯については享保十三年(一七二八),日棚村石内場より出土する焼物用白土を榎木内窯で購入している記録(25)がみられるので,当時すでに瀬戸焼を営んでいたことがわかる。
そして,その参考資料紹介のページであるp552に,以下のとおりどの文献にどのような記述があるかが記されていた。
(25) 「日棚村御用留」(鈴木八衛氏蔵)に,
石打場御留土之次第事
一 当村石打場と申所之藪之内ニ,瀬戸物焼申候土之御座候ヲ所之もの見付ケ,六年以前未ノ年(享保十二年),他領榎木内と申所ニ瀬戸物ヲ焼罷有候所へ土付出申候,売申候由,御郡様方ニ而被為及御聞
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- セラミックス.窯業.珪酸塩化学工業 (573 9版)
- 参考資料
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- 北茨城市史上巻北茨城市史編さん委員会/編集北茨城市 (p549,552)
- キーワード
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- 窯業(ヨウギョウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000253812