レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20160701
- 登録日時
- 2017/03/30 09:40
- 更新日時
- 2017/03/31 13:58
- 管理番号
- 香芝20160701
- 質問
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解決
「たんこうぶし」の歌詞を知りたい。「月が出た出た 月が出た ~」で始まる民謡
- 回答
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小野芳香(旧田川郡伊田小学校の教員)が明治43年に「伊田機械選炭節」をつくった。
これは「伊田場打ち選炭節」を踏襲したもので、現在の炭坑節の起源であるようだ。
その後、大正4年に「三弦撰炭節」を編曲、同10年頃からは「炭坑節」と改題され、日本の民謡として全国的に流行するようになる。
『炭坑節物語』の中には、「三弦撰炭節」をはじめ、「新炭坑節」「新々炭坑節」「三新炭坑節」(新新々と3回新しいがつくので三新)と歌詞と楽譜が掲載されている(巻末)。
炭坑節には地方や鉱山ごとに言い替えて歌っているものもある。
- 回答プロセス
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「炭坑節」で検索。中身を確認し、下記の本を手渡す。
1.『炭坑節物語』深町純亮 海鳥社 1997年
2.『うたがき炭鉱記』伊藤時雨 葦書房 1997年
- 事前調査事項
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なし
- NDC
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- 伝説.民話[昔話] (388)
- 石炭 (567)
- 声楽 (767)
- 参考資料
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深町純亮 著 , 深町, 純亮, 1925-. 炭坑節物語 : 歌いつぐヤマの歴史と人情. 海鳥社, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002648661-00 , ISBN 487415204X -
伊藤時雨 [著] , 伊藤, 時雨, 1911-. うたがき炭鉱記. 葦書房, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002603039-00 , ISBN 4751206621
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深町純亮 著 , 深町, 純亮, 1925-. 炭坑節物語 : 歌いつぐヤマの歴史と人情. 海鳥社, 1997.
- キーワード
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- 炭坑節
- 炭鉱節
- 民謡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 記載のように、替え歌が多くあるので自分のよく聴く歌詞が必ずしも明記しているわけではなさそうである。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000213534