レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月07日
- 登録日時
- 2011/06/28 16:24
- 更新日時
- 2011/08/05 09:31
- 管理番号
- 相橋-H23-044
- 質問
-
解決
水車(江戸時代から明治時代の足踏み式)について書かれた資料を探している。
- 回答
-
①の資料を提供した。「愛知の博物館」というサイトには足踏み水車について写真や解説、使いかたなどが詳述されている。
- 回答プロセス
-
自館OPACでキーワードを“水車”や“農具”にして検索し、農具や民具について調べる資料を棚から探した。
①『日本初水車の作り方の本』 吉田燿子/著 小学館 2000 (自館請求記号:534.32)
昔の水車について写真や図で詳しく説明されている。
②『農具図解』 渡部景俊/著 秋田文化出版 2008 (自館請求記号:614.84)
秋田の農具が中心で、水車については載っていない。
③『絵引民具の事典』 工藤員功/編 河出書房新社 2008 (自館請求記号:R383.9)
p229に「水車には、人力による水田灌漑用の揚水車もあり、踏車・水車(ふみぐるま・みずぐるま)とも呼ばれる。」とあり、足踏み式の水車のことを指していると思われるが、「水車」の絵は足踏み式ではなかった。
インターネット検索エンジンGoogleでキーワードを“足踏み水車”にして検索すると、次のサイトが見つかった。
「愛知県の博物館」
http://www.geocities.jp/shimizuke1955/309suisya.html (2011/6/28最終確認)
「足踏み水車 田へ水を引く道具」として、「江戸時代のはじめ、寛文年間(1661年~1672年)に(中略)発明したものといわれます。(中略)昭和30年代まで使用されていました。」とある。写真や解説、使いかたなど足踏み水車について詳述されている。
参考文献として次の資料が紹介されている。
④『東海地方に保存の竜骨車・踏車と手回し水車』 石川 勝也/著 知多流体研究所 2001
市内、県内を書名から検索したが見つからなかった。国立国会図書館の所蔵はある。
④の資料の請求記号は(国立国会図書館請求記号:RB277-H1)
①の資料を提供した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 流体機械.流体工学 (534 9版)
- 農業工学 (614 9版)
- 参考資料
-
- 『日本初水車の作り方の本』 吉田燿子/著 小学館 2000 (自館請求記号:534.32)
- 『農具図解』 渡部景俊/著 秋田文化出版 2008 (自館請求記号:614.84)
- 『絵引民具の事典』 工藤員功/編 河出書房新社 2008 (自館請求記号:R383.9)
- 『東海地方に保存の竜骨車・踏車と手回し水車』 石川 勝也/著 知多流体研究所 2001 (国立国会図書館請求記号:RB277-H1)
- キーワード
-
- 足踏み水車
- 農具
- 民具
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000087964