レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/11/29
- 登録日時
- 2013/12/31 18:41
- 更新日時
- 2014/04/13 19:32
- 管理番号
- OSPR12100035
- 質問
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子供が京都で蛇であそんでました。名前も判らず毒があるかも解りません。
京都に居る蛇の種類のリストがある資料を教えて下さい。
- 回答
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京都限定のリストは見つかりませんでしたが、どの種類のヘビがどこに生息しているかは下記資料に記載されています。
1.『日本の動物分布図集:自然環境保全基礎調査』(自然環境研究センター/編集 環境省自然環境局生物多様性センター 2010.3)
p.312-322に日本で生息しているヘビ類の分布図が収録されています。日本地図に生息している地域が赤色で示されています。分布図のみで、各ヘビの写真、毒性の有無等は記載がありません。
京都府内に印があったヘビは下記の通りです。
タカチホヘビ、シマヘビ、ジムグリ、アオダイショウ、シロマダラ、ヒバカリ、ヤマカガシ、マムシ。
注意書きに「専門家の少なさや地域的偏在、あるいは調査機関の制約などの事情により、分布状況を的確に表現するに至らなかった分布図も相当数にのぼっている。」とありました。
2.『日本の爬虫類・両生類飼育図鑑』(大谷勉/著 誠文堂新光社 2010.11)
p.21-62「日本に棲むヘビ図鑑」に分布が記されています。ただし表記方法は広く書かれており、本州、九州といった範囲で記されています。1.で紹介した各ヘビについてのカラー写真と説明があり、毒性の有無も記載されています。 記載ページは上記1.のヘビの順でp.33,22-23,24,21,30,36,45,46です。なおこれら以外で本州に分布するヘビは記載されていません。
(インターネット情報)
京都府のホームページに「京都府自然環境目録(は虫類 16種)」が紹介されています。ヘビ科はカナヘビ、タカチホヘビ、シマヘビ、ジムグリ、アオダイショウ、シロマダラ、ヒバカリ、ヤマカガシ、マムシが紹介されています。
「は虫類概要」では「近年その分布域、個体数を激減させているか、生息情報の詳細が把握できていない。(略)ヘビ類の中で、タカチホヘビ、シロマダラ、ジムグリ、ヒバカリは夜行性であったり、目立ちにくいこともあって、その生息状況は完全に情報不足である。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 動物地理.動物誌 (482 8版)
- 参考資料
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- 『日本の動物分布図集:自然環境保全基礎調査』(自然環境研究センター/編集 環境省自然環境局生物多様性センター 2010.3) (312-322)
- 『日本の爬虫類・両生類飼育図鑑』(大谷勉/著 誠文堂新光社 2010.11) (21-62)
- 大阪府立図書館 Web複写サービス利用案内(2012/10/14現在) (http://www.library.pref.osaka.jp/cpy_usage.html)
- 「京都府自然環境目録(は虫類 16種)」(2012/10/14現在) (http://www.pref.kyoto.jp/kankyo_red/1213579400736.html)
- 「京都府自然環境目録 は虫類 概要」(2012.10.14現在) (http://www.pref.kyoto.jp/kankyo_red/1219908126593.html)
- キーワード
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- へび 爬虫類
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000142852