レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/02/04
- 登録日時
- 2005/08/05 02:10
- 更新日時
- 2009/06/13 10:57
- 管理番号
- 埼久-2005-002
- 質問
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解決
過去250万年間の原人・旧人・新人のDNA解析結果が載っている資料を探している。
- 回答
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『驚異の小宇宙・人体3 遺伝子・DNA』に現代人とネアンデルタール人1体の塩基配列比較データあり。『人類の進化』と『DNA』(ワトソン著)に、ネアンデルタール人のDNA解析について記述あり。『DNAからみた人類の起原と進化 増補』にはマウス、ウシ、テナガザル、オラウータン、ゴリラ、チンパンジー、ヒトのミトコンドリアDNAの塩基配列データあり。原人のDNA解析がなされたという事実は確認できなかった。
- 回答プロセス
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NDC分類〈467(遺伝子)・469(人類学)〉の資料にあたる。『DNA』に「DNAは長くても5万年しかもたないだろう。そんなわけで、保存状態が良いとは言えない三万年前のネアンデルタール人の化石からDNA配列を解読するのは難しい仕事になりそうだった。」との記述あり。
内容は確認していないが、《NDL-OPAC(雑索)》で検索した雑誌記事「特集 人類の起源と進化をDNAレベルで探る」(「蛋白質核酸酵素 45巻16号」:国会図)を参考までに紹介する。
- 事前調査事項
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調査済資料:「DNA人類進化学」(岩波書店)「人類の起源」(集英社)「出アフリカ記人類の起源」「イヴの七人の娘たち」「DNAに刻まれたヒトの歴史」
- NDC
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- 人類学 (469 9版)
- 参考資料
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- 『驚異の小宇宙・人体3 遺伝子・DNA NHKスペシャル3』(日本放送出版協会 1999)
- 『人類の進化 試練と淘汰の道のり 未来へつなぐ五〇〇万年の歴史』(埴原和郎 講談社 2000)
- 『DNA』(ワトソン 講談社 2003)
- 『DNAからみた人類の起原と進化 分子人類学序説 増補版』(長谷川政美 海鳴社 1989)
- キーワード
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- 人類-ヒト
- DNA
- 塩基配列
- 進化
- 原人-旧人-新人
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000023391