レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/01/24
- 登録日時
- 2016/09/30 00:30
- 更新日時
- 2016/11/25 16:36
- 管理番号
- 所沢椿峰-2016-006
- 質問
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解決
致死遺伝子について知りたい。
- 回答
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下記資料に、致死遺伝子について記載があります
〇『岩波生物学辞典』 山田常雄/[ほか]編集 岩波書店 1983年
〇『広辞苑』 新村出/編 岩波書店 2008年
〇『岩波科学百科』 岩波書店編集部/編 岩波書店 1989年
〇『最新医学大辞典』 最新医学大辞典編集委員会/編 医歯薬出版 2005年
〇『南山堂医学大辞典』 南山堂 2015年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容を確認
〇『岩波生物学辞典』 山田常雄/[ほか]編集 岩波書店 1983年
p.831 「致死遺伝子」の項あり。
〇『広辞苑』 新村出/編 岩波書店 2008年
p.1794 「致死遺伝子」の項に「発現すると、個体や細胞に正常の寿命より早い時期に死をひきおこす遺伝子。(後略)」と記述あり。
〇『岩波科学百科』 岩波書店編集部/編 岩波書店 1989年
p.731 「致死遺伝子 lethal gene」の項に「生物の成長や発生のうえに重大な障害をあらわし、死にいたらせるような遺伝子の総称。(後略)」と記述あり。
〇『最新医学大辞典』 最新医学大辞典編集委員会/編 医歯薬出版 2005年
下記ページに致死遺伝子、または関連する語の記載あり。
p.1189 「致死遺伝子 lethal gene 《致死因子;lethal factor》」の項に「ある遺伝子に生じた突然変異により配偶子、胚あるいは個体が死に至る場合、その遺伝子をいう。(後略)」
〃 「致死因子」の項あり。説明に「=致死遺伝子」と記載あり。
p.1190 「致死突然変異 lethal mutation」の項あり。説明に「正常な個体発生を妨げ、性的成熟以前に死に至らしめる有害突然変異。微生物においては、ある条件下で増殖が抑えられるような突然変異も広義には含まれる。(後略)」と記載あり。
p.1663 「平衝致死 balanced lethal」の項あり。説明に「自然界の生物集団には、致死遺伝子が高い頻度で保持されていることがある。このような生物を平衝致死系といい、その機構を平衝致死という。(後略)」と記載あり。
2. 本館による追加調査
〇『南山堂医学大辞典』
p.1593「致死遺伝子」→「致死因子」の項に「欠失や突然変異などによって引き起こされ、個体の正常な発育を阻害し寿命がくる以前に死に至らしめる遺伝子。(後略)」 と記述あり。
3.下記資料には記載がありませんでした
×『世界大百科事典 18』 平凡社 1988年
×『学んでみると遺伝学はおもしろい』 針原伸二/著 ベレ出版 2014年
×『史上最強図解これならわかる!生物学』 山川喜輝/著 ナツメ社 2012年
×『史上最強図解これならわかる!分子生物学』 渡邊利雄/著 ナツメ社 2013年
×『細胞の自殺-アポトーシス』 大山ハルミ/共著 丸善 1995年
×『カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第3巻』 D.サダヴァ/[ほか]著 講談社 2010年
- 事前調査事項
- NDC
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- 生物科学.一般生物学 (460 9版)
- 参考図書[レファレンスブック] (403 9版)
- 医学 (490 9版)
- 参考資料
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- 岩波生物学辞典 山田常雄/[ほか]編集 岩波書店 1983.3 460.33 4-00-080018-3
- 広辞苑 新村出/編 岩波書店 2008.1 813.1 978-4-00-080121-8
- 岩波科学百科 岩波書店編集部/編 岩波書店 1989.11 403.3 4-00-080070-1
- 最新医学大辞典 最新医学大辞典編集委員会/編 医歯薬出版 2005.4 490.33 4-263-20563-4
- 南山堂医学大辞典 南山堂 2015.4 490.33 978-4-525-01080-5
- キーワード
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- 致死遺伝子
- 遺伝子
- DNA
- 突然変異
- 有害遺伝子
- 致死因子
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000197522