レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年12月07日
- 登録日時
- 2018/02/04 16:42
- 更新日時
- 2018/02/04 16:50
- 管理番号
- 相橋-H29-035
- 質問
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解決
戦時中、船で亡くなった陸軍だった親族の詳細を調べている。
玉津丸に乗っていたと思われるので、その乗船名簿を確かめたい。
厚生労働省に問い合わせたところ、ホームページに出ているとのことだったが、インターネットは利用できず分からないので調べてほしい。
- 回答
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陸軍に関する資料は各都道府県で管轄しているということで、厚生労働省のホームページより、該当の件の担当課の連絡先をお伝えした。
この先のやり取りはご自身でされるとのことで、調査終了となった。
- 回答プロセス
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インターネットで厚生労働省のホームページを参照した。
厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/ 2017/12/07 最終確認)
サイト内検索でキーワード“玉津丸”で検索したが、情報は見つからなかった。
キーワード“乗船名簿”で次のページがヒットした。
戦没者等救護関係資料の国立公文書館への移管について(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/senbotsusha/shiryou_ikan/ 2017/12/07 最終確認)
《これまでに移管した資料名》の中に「23 陸軍軍属船員カード」の項がある。
問い合わせ先として、厚生労働省社会・援護局援護・業務課援護情報管理室の電話番号が記載されている。
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2017/12/07 最終確認)でキーワード“玉津丸 乗船名簿”で検索したところ、次のページがヒットした。
大量戦没者を出した船団‐戦没した船と海員の資料館(http://www.jsu.or.jp/siryo/sunk/tairyou.html 2017/12/07 最終確認)
「ヒ71船団」の中に玉津丸沈没の記載がある。PDFファイルで概要が閲覧できるが、名簿はない。
再度、厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/ 2017/12/07 最終確認)のページでキーワード“戦没者 名簿”でサイト内検索したところ、次のページがヒットした。
海外での戦没者の死亡状況について、帰還した元上官らから聴き取りした資料について(http://www.mhlw.go.jp/bunya/engo/shiryou/ 2017/12/07 最終確認)
旧陸海軍別で死亡地域ごとに、死亡年月日順にPDFファイルになっているが、公表に当たり、個人識別情報
(氏名、生年月日、本籍地など)は見られなくなっている。
問い合わせ先として、厚生労働省社会・援護局業務課調査資料室の電話番号が記載されている。
スタッフが以前閲覧した資料で、参考になりそうなものがあったため、参照した。
『軍歴証明の見方・読み方・とり方』 栗須章充/著 日本法令 2015 (相模大野図書館請求記号:393.25)
「軍歴に関する資料は、陸軍は各都道府県、海軍は厚労省に保存されており、親族であれば請求できる」という旨の記述がある。
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2017/12/07 最終確認)でキーワード“厚生労働省 戦没者 問い合わせ”で検索したところ、次のページがヒットした。
旧陸海軍から引き継がれた資料の写し等の請求について(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000093051.html 2017/12/07 最終確認)
「本人、もしくは遺族であると確認できれば、部隊別の連名簿(「留守名簿」)等の資料の写しを提供する」という旨の記述がある。
また、旧陸軍の軍歴等の身上に関する資料は、終戦(戦没)当時の本籍地の都道府県に問い合わせるとのことで、各都道府県担当課の一覧が掲載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 国防政策.行政.法令 (393)
- 参考資料
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- 『軍歴証明の見方・読み方・とり方』 栗須章充/著 日本法令 2015
- キーワード
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- 玉津丸
- 乗船名簿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000230020