レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/11/04
- 登録日時
- 2007/09/13 02:13
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M07022114058183
- 質問
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史料にある「捨子鳩助一件」の捨て子に,なぜ「鳩」の字が付けられたのか。八幡祭日に発見されているので,八幡神社との関係はあるのかを知りたい。
- 回答
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『動物信仰事典』p.66-68.によれば,「鳩は八幡大菩薩と呼ばれた八幡神の神使であった」と記されている。また,『日本民俗語大辞典』p.1055.では,鳩は神の外出時に危害を事前に神へ報告したり,神意を伝達・宣伝をしたりすると信じられていたとあり,八幡神社と鳩との関係が記述されている。『日本民俗宗教辞典』東京堂出版,1998,中野幡能編『八幡信仰事典』戎光祥出版,2002にも,八幡神の化身動物として鷹,鳩,などの記述がある。『八幡神社』勉誠出版,2003 にも記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 民間信仰.迷信[俗信] (387 9版)
- 参考資料
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- 芦田正次郎著『動物信仰事典』北辰堂,1999,p66-68. 石上堅著『日本民俗語大辞典』桜楓社,1983,p.1055. 池上良正ほか編『日本民俗宗教辞典』東京堂出版,1998,p.462. 中野幡能編『八幡信仰事典』戎光祥出版,2002,p.62-65. 神社と神道研究会編『八幡神社』勉誠出版,2003,p.192-197.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007022114052758183
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000037454