レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170617
- 登録日時
- 2019/05/04 00:30
- 更新日時
- 2023/03/02 09:34
- 管理番号
- 0400001825
- 質問
-
未解決
明治・大正期の牛肉の保存方法について。
- 回答
-
以下の資料に記述があり、提供。
1 新潟市立図書館所蔵
(1)『焼肉の誕生』(佐々木 道雄著 雄山閣 2011)p70~73 屠殺からの流れの記述あり。
(2)『日本食肉史』(福原康雄著 食肉文化社 1956)p89~90
「氷が非常に高価なので冷蔵庫といふものがない。店先きに牛肉の大きな一片があり、女が一人横に座って蠅を追うために団扇であおいでいた。」
「近江牛で有名な米久の始祖竹中久次は、新谷町の屠場で屠した牛を店に持ち込んで吊るして置くと、夏などは二、三日して臭くなり売り物にならないので、夜遅く人目を避けて大川に投げ込んで捨てたという。」
2 国立国会図書館デジタルコレクション
(1)『実地経験百工自在』(ボック著 杉本耕太郎訳述 日進堂 1888)19-20コマ「牛肉罐詰ノ製法」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/799517/19 インターネット公開(裁定)
(2)『婦人衛生雑誌(105)』(私立大日本婦人衛生会事務所 1898)「盛夏中牛肉を貯蔵する法」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1522434/16 国立国会図書館/図書館・個人送信限定
(3)『重要商品学講義』(三段崎景之著 巌松堂 1911)176-187コマ 「第二章 牛肉」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803043/176 インターネット公開(保護期間満了)
(4)『和洋食物調理法 家庭実用春』(秋穂益実著 東京割烹女学校出版部 1912)87コマ
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/849183/87 インターネット公開(裁定)
「食物原料の保存法」の中に牛肉保存法について記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 参考資料
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- 焼肉の誕生 , ISBN 978-4-639-02175-9
- 日本食肉史
- キーワード
-
- 牛肉
- 保存方法
- 明治時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000255597