レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/11/03
- 登録日時
- 2017/12/01 00:30
- 更新日時
- 2017/12/01 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-170043
- 質問
-
解決
平安・鎌倉時代に公家や皇室の子供が着ていた着物の写真が見たい。
- 回答
-
1 平安・鎌倉時代に公家や皇室の子供が着ていた着物の名称について
以下の資料に記載がありました。※【 】は当館請求記号です。
資料1 八条忠基『素晴らしい装束の世界』誠文堂新光社, 2005【383.1/05Z/R】
p.63「子供服/男児/水干」の項
「平安から鎌倉時代,子供服の代表と言えば水干。(後略)」
水干の図が掲載されています。
p.65「子供服/女児/汗衫」の項
「(前略)平安時代に汗衫というと,一般的には童女の上着として扱われますが(後略)」
汗衫の図が掲載されています。
資料2 日本大辞典刊行会 編『日本国語大辞典 第10巻』 小学館, 1981【813.1/79X/10R】
p.1393「わらわ-そうぞく わらはソウゾク 【童装束】」の項
「(1)公家や武家の子どもの装束。特に細長(ほそなが)と汗衫(かざみ)・半尻(はんじり)・水干(すいかん)をいう。細長は男女とも、半尻・水干は男子、汗衫は女子が用いる。わらわしょうぞく。わらわそうずく。(2)牛飼童(うしかいわらわ)の装束。」
資料2 河鰭実英 編『日本服飾史辞典』東京堂出版, 1978【593/カ1/R】
p.253「童装束(わらわしようぞく)」の項
「童男、童女の古装束の名。童直衣、童水干、半尻(以上童男)、細長、汗袗(かざみ)(以上童女)等をいう。」
2 童装束の写真について
以下の資料に記載がありました。
資料3 河鰭実英 編『日本服飾史辞典』東京堂出版, 1978【593/カ1/R】
資料4 井筒雅風『原色日本服飾史』光琳社出版, 1989【383.1/イ4-3/タ】
資料5 仙石宗久『十二単のはなし』婦女界出版社, 1995【210.09/956】
資料6 香取良夫『イラストでみる日本史博物館 第2巻』柏書房, 2008【210/08Y/2】
資料7 日本和装教育協会 編『時代衣裳の着つけ』源流社, 2007【383.1/073】
資料8 『時代装束』京都書院, 1995【386.16/953/タ】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 服飾史
- 衣服
- 衣装
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 社会人
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000225689