レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年11月30日
- 登録日時
- 2017/03/19 13:01
- 更新日時
- 2017/07/05 15:58
- 管理番号
- 神戸図-1287
- 質問
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中国女性の5つの徳について。
- 回答
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下記資料を確認すると多くは「五徳」(ごとく)はあまり出ず、「四徳」(しとく)が記載されている。
『名数数詞辞典』東京堂出版
P253「五徳」 : 婦人が備うべき五徳。清・貞・美・譜・胎。
P207「四徳」: 婦人にとっての四徳。言・徳・容・功(昏義)。
『日本名数辞典』東京堂出版 1974
P122 「五徳」の項目はあるが、婦人の徳についての記載なし。
P93「四徳」 中国で四徳といわれるもののひとつとして記載。 : 婦人の四徳。言(辞令)・徳(貞順)・功・容(婉娩)
『大漢和辞典』
「徳」の項に「婦徳」の記述あり。
「四徳」の記述あり。
「中国」+「女性」で検索
「四徳」の記述がある資料
『中国女性の歴史』白水社 1995
「服従の歴史」> P112~ 「女に求められていた四つの主要な徳[婦徳・婦容・婦言・婦工]…
『儒教社会の女性たち』評論者 1977
「儒教時代を生きる女たち」> P128~ 「三従と共に女に要求されるものに四徳がある。…『礼記』では婦徳・婦容・婦言・婦工をあげ、婦徳が最も大切とされている。
『名数事典:数字のついた名称ものしり』大泉書店 記載なし。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 家族問題.男性.女性問題.老人問題 (367 8版)
- 参考資料
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- 『名数事典:数字のついた名称ものしり』大泉書店 1976 (PV:0000502714 031=K6)
- 『名数数詞辞典』東京堂出版 1980 (PV:0005050763 031=L0)
- 『日本名数辞典』東京堂出版 1974 (PV:0005052247 031=96)
- 『中国女性の歴史』白水社 1995 (PV:6000019441 3672=M5)
- 『儒教社会の女性たち』評論者 1977 (PV:0000316347 367=250=16)
- キーワード
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- 女性--中国--歴史
- 女性--中国
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000212292