レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年02月02日
- 登録日時
- 2017/03/30 16:52
- 更新日時
- 2017/10/28 10:25
- 管理番号
- tr488
- 質問
-
解決
壬生藩鳥居家の家臣帳、分限帳が掲載された資料を知りたい。
- 回答
-
次の資料に収録を確認しました。
家臣分限帳以外でも、調査の過程で家臣の名前の収録を確認した資料を併せてご紹介します。
・『壬生町史 資料編 近世』(壬生町史編さん委員会/編 壬生町 1986)
p.51-68「十二 年不詳 鳥居家分限帳」
家臣分限帳です。氏名・役職・石高の記載があります。
p.68-74「十三 文化三年七月 壬生御家中席順」
家臣分限帳です。氏名・役職の記載があります。
p.74-88「十四 安政年中 鳥居丹波守忠擧公御代家中」
家臣分限帳です。氏名・役職・石高の記載があります。
p.88-96「十五 年不詳 鳥居家入国以来郡奉行姓名控」
鳥居氏が壬生に入封して以来の郡奉行の氏名の記載があります。
p.97-124「十六 宝暦三年五月 御城代日記」
家臣代の最高位にあった家老の手元で記録された公用日記です。
こちらの中にも氏名・役職の記載があります。
また、巻末のp.948-949に、各史料について短い解説が掲載されています。
<その他鳥居家に関する資料>
・『大名鳥居忠英と学者伊藤仁斎 藩校開学三〇〇年記念』(中野正人/企画・構成・編集,掛川まどか/執筆 壬生町立歴史民族資料館 2013)
壬生町立歴史民俗資料館で開催された、「大名鳥居忠英と学者伊藤仁斎」の展示図録です。
p.41に上記で挙げた「安政年中 鳥居丹波守忠擧公御代家中」が掲載されており、解説には「嘉永四(一八五一)年頃の壬生城下と、天保四(一八三三)年頃の江戸屋敷とにそれぞれ勤める家臣の名と役職が記され」とあります。
・『大名鳥居家展 壬生町合併50周年記念』(壬生町立歴史民俗資料館/編,中野正人/編 壬生町教育委員会 2005)
壬生町立歴史民俗資料館第十六回企画展「大名鳥居家展」の図録です。
p.118-120「鳥居家関連年表」に、鳥居家が忠政の代に出羽国山形へ移り、その後信州高遠や能登国下村、近江国水口を経て、6代目忠英の時に下野国壬生へ入封した旨が書かれています。
・『壬生町史 通史編 Ⅰ』(壬生町/編 壬生町 1990)
p.530-592「近世 第一章領主支配 第三節壬生藩と藩政の展開」の中に、鳥居氏時代の記述が見られます。
・『壬生町史 通史編 Ⅱ』(壬生町/編 壬生町 1989)
p.3-242「第一章 幕末維新期の壬生」の中に、当時の藩主鳥居忠宝、忠文や家臣の動向に関する記述が見られます。
・『藩史大事典 第2巻(関東編)』(木村礎/〔ほか〕編 雄山閣出版 1989)
p.210-221「壬生藩」の項目があります。
項の最後に「藩の基本資料・基本文献」が掲載されています。
その中で当館で所蔵がある資料は以下の通りです。
・『栃木県史 史料編 近世1』栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1974)
・『栃木県史 史料編 近世2』栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1976)
・『栃木県史 通史編4(近世1)』栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1981)
・『栃木県史 通史編5(近世2)』栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1984)
・『物語壬生史』(物語壬生史編集委員会/編 壬生町教育委員会 1972)
・『土芥寇讎記』(金井円/校注 新人物往来社 1985)江戸時代に編纂された全国の諸藩について、大名の家族・系譜・略歴・領地・行跡などをまとめた資料です。
※注:藩史大事典刊行当時は、壬生町史刊行終了前です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213)
- 系譜.家史.皇室 (288)
- 参考資料
- キーワード
-
- 壬生藩
- 鳥居家
- 家臣帳
- 分限帳
- 栃木県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000213593