レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月07日
- 登録日時
- 2016/05/05 14:44
- 更新日時
- 2016/11/14 12:00
- 管理番号
- 小野28-019
- 質問
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解決
北欧にプロテスタントが多いのはなぜなのか?
- 回答
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『世界宗教大事典』平凡社 p.1706~1707「プロテスタンティズム」の項目がある。北欧にルター派が広まっていったことについて少し触れられている。
『北欧が見えてくる』サイマル社 p.187~「北欧文化の特質」の章において、北欧のバイキングによる文化圏の成立、気質とプロテスタント化の関わりが記されている。
『北欧史』山川出版社 p.87~「言語と人種」の項目において、北欧にはドイツ人やバルト人の移住が行われていたことが分かる。プロテスタントが始まったドイツと人種・言語が近しいことも広まった要因と考えられる。また、p.71~「宗教改革の時代」では、プロテスタントが広まった経緯が詳しく述べられている。
『森と山と川でたどるドイツ史』岩波書店 p.59~「第3章 宗教改革と自然の魔力」プロテスタントを広める一因となった領邦教会に詳しい。
- 回答プロセス
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当館OPACで「プロテスタント」で検索したが、あまりヒットせず。
そのため、北欧の歴史や文化についての本から探すことにした。
『北欧史』や『世界宗教大事典』において「領邦教会」が登場したため、
これを館内OPACでフリーワード検索したところ、『森と山と川でたどるドイツ史』がヒットした。
- 事前調査事項
- NDC
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- ヨーロッパ史.西洋史 (230)
- 参考資料
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武田竜夫 編 , 武田, 竜夫, 1928-. 北欧が見えてくる : 白夜の国々の特色12章. サイマル出版会, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002563369-00 , ISBN 4377411004 -
角田文衛 著 , 角田文衛. 世界各国史 6. 山川出版社, 1960.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003577149-00 -
池上俊一 著 , 池上, 俊一, 1956-. 森と山と川でたどるドイツ史. 岩波書店, 2015. (岩波ジュニア新書 ; 817)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026848382-00 , ISBN 9784005008179 -
山折, 哲雄, 1931-. 世界宗教大事典. 平凡社, 1991.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002094366-00 , ISBN 458213002X
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武田竜夫 編 , 武田, 竜夫, 1928-. 北欧が見えてくる : 白夜の国々の特色12章. サイマル出版会, 1997.
- キーワード
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- 北欧
- キリスト教
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000191889