レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20131205
- 登録日時
- 2018/12/09 00:30
- 更新日時
- 2018/12/09 00:30
- 管理番号
- 20131205
- 質問
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解決
肥前国一宮を称する神社である、佐賀市大和町の「与輿止女神社」と、みやき町北茂安の「千栗神社」において、「千栗神社」では、ナマズを食べるのに、「与輿止女神社」では、ナマズを食べないという説があるが、どうしてなのか?
- 回答
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淀姫さんの氏子にはなまずを食うてはならないという掟がある。昔川上川には「かなわ」といってマムシの化け物がいた。夜更けに官人橋を渡るとかなわに襲われて死んでしまうので土地の人は恐れおののいていた。ある夜漁師の親子が漁をしていてかなわに襲われそうになったところ、なまずがかなわを飲み込んで漁師たちは助かった。これを感謝し今後ナマズを取ったり食ったりしないと淀姫神社に誓いを立てた。「大和町史」”淀姫さんとなまず”より
佐賀県神社誌要 P10 川上神社の成立 「其魚を捕食する者は死す」
大和町史 P663 「淀姫さんとなまず」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219)
- 参考資料
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- 『佐賀県神社誌要』 小宮 博康/編 洋学堂書店 1995.6
- 『大和町史』大和町教育委員会 1975
- キーワード
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- 神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000247911