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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000196398
提供館
(Library)
神奈川県立図書館 (2110018)管理番号
(Control number)
相-160012
事例作成日
(Creation date)
2016年07月13日登録日時
(Registration date)
2016年08月26日 09時22分更新日時
(Last update)
2016年08月26日 09時22分
質問
(Question)
新聞社の部局名称と役割に関する質問。
今は見かけなくなったが、昭和30年頃まで、新聞社の部署で「連絡部(局)」というのを見かける。この連絡部の役割について解説した資料について紹介してほしい。
回答
(Answer)
参考になる情報が掲載されていた下記資料を紹介した。
『新聞記者の現場(講談社現代新書)』黒田清著 講談社 1985年
p.21~26が新聞社の編集局についての説明となっており、p.26に「そのほか編集局には、原稿について各本社間の連絡をする連絡部(略)などがある」という記述がある。

『新聞教育の原点 幕末・明治から占領期日本のジャーナリズムと教育』柳澤伸司著 世界思想社 2009年
巻末の「付録」に「戦後教科書」として「教育文化研究会『国語中学校第二学年用 一』教育図書(一九四九年)」が掲載されており、その中に、朝日新聞記者の影山三郎による「新聞ができるまで」という文章が掲載されている。そこには「十二時…全国各地のニュースが長距離電話で連絡部にはいります。速記者がせっせと鉛筆を走らせています。速記文字からふつうの文字にもどされると、それは通信部へ渡されます。」等の記述がある。(p.386)

『毎日新聞私の五十年』平岡敏男著 毎日新聞社 1982年
「(略)私ども三人は校正部の見習を終わって連絡部にまわされた。(略)連絡部の見習は、速記者が大阪本社あるいは地方支局、通信部などから受け取った速記原稿を翻訳して読みあげるのを書きとるという単純な仕事をやらされる。」という記述がある。(p.33)


下記資料には新聞社の組織図が掲載されており、「連絡部」がどのような部署に位置していたかを知る手がかりになりそうなので、紹介した。
『読売新聞100年史 別冊 資料・年表』読売新聞100年史編集委員会 読売新聞社 1976年(『読売新聞百年史』の付録)
p.20~21 「読売新聞社組織構成図(S.51.2.1現在)」には、「編集局」の下に「連絡部」がある。

『朝日新聞社史 資料編 明治12年(1879年)~昭和64年(1989年)』朝日新聞百年史編修委員会 朝日新聞社 1995年
p.21~51に「機構の変革図」が掲載されている。p.23~24「大正15年7月1日現在の大阪朝日・東京朝日機構図」、p.28「昭和20年9月1日現在の朝日新聞社機構図」、p.34「昭和40年12月1日現在の朝日新聞社機構図」等では「編輯局」の下に「聯絡部」が見られる。

『日本経済新聞社百年史』日本経済新聞社社史編集室編 日本経済新聞社 1976年
p.692「日本経済新聞社機構図(昭和51年7月1日現在)」には、「編集局」の下に「連絡部」がある。



また、下記資料は国立国会図書館デジタルコレクションで連絡部(局)において確認できたので、紹介した。
『新聞・新聞社・新聞記者(三省堂百科シリーズ)』茂木政著 三省堂 1957年
p.88~90が「連絡部」についての説明となっており、下記の説明が見られる。
「通信部へはいってくる地方支局からの電話原稿を取るのが連絡部である」「連絡部は通信部関係のほかに、各本社の間に記事を流す仕事を受け持つ。」「「電送写真」も連絡部の仕事である。これは現地でとった写真を、円筒に巻きつけて回転させ、強い光を当てて生ずる画面の濃淡を電波に変え、電線を通して送る。」「連絡部にはこのほか無線電信装置による原稿の受信という仕事がある」

『玉川こども百科 58』島崎憲一著 玉川大学出版部編 誠文堂新光社 1956年
p.46~49が「れんらく(連絡)部」についての説明となっており、下記の説明が見られる。
「新聞社には、電話や電信や電送機で、たえまなく記事や写真がおくられてきます。これをうけとるところが、れんらく(連絡)部です。」「アーク・ファックスは、原稿紙にかいた記事をそのままの大きさでおくれますので、うけとってすぐに原稿として工場にまわせます。」

『大阪毎日新聞社大観』島屋政一編 大阪出版社 1924年
p.77~82が「聯絡部」についての説明となっており、下記の説明が見られる。
「聯絡部の仕事は主として各部課の連絡を計り、事務を敏捷ならしめるもので」「記事原稿は・・・(略)通信による原稿は中央聯絡部で先づ取捨撰擇する。」「聯絡部の仕事は記事として新聞の紙面を有っては居ないが、各部課に記事を供給し且つ一般の連絡調節を掌ってゐるから」

『新聞のはなし(保育社の小学生全集38)』 吉田雅夫著 保育社 1954年
p.47~58が「連絡部」についての説明となっており、物語調に説明がされている。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
ジャーナリズム.新聞  (070)
日本  (071)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
新聞社
連絡部
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000196398解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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