レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年09月03日
- 登録日時
- 2015/05/04 10:35
- 更新日時
- 2015/05/04 10:35
- 管理番号
- 相橋-H27-016
- 質問
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解決
植物「テンナンショウ」の内部構造の図解(例えば断面図など)が掲載されている資料を探している。
また、植物「テンナンショウ」を中心に取り扱った、詳しい記述のある資料はあるか。
- 回答
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①の資料を提供した。
- 回答プロセス
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オンラインデータベース ジャパンナレッジ Lib(http://japanknowledge.com/library/ 2014/09/03 最終確認)でキーワード“テンナンショウ”で検索した結果、次の情報がヒットした。
“テンナンショウ”
サトイモ科テンナンショウ属の総称。多年生の草本で、普通は湿潤な森下に生え、まれに草原や岩地にも生育する。(中略)世界に約150種あり、そのうちの多くは東アジアからヒマラヤの暖帯から温帯に分布する。日本にはウラシマソウ、マムシグサ、ムサシアブミ、ユキモチソウ、ヒロハテンナンショウなど約30種分布する。
"テンナンショウ", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2014-09-03)
以上の情報により、該当する植物の概要がわかった。
調べものコーナーの植物関連の棚にある次の資料を見た。
『植物レファレンス事典』 日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 2004 (自館請求記号:R470)
p616に「テンナンショウ」の項目があり、「アリサエマを見よ」とある。
p62に「アリサエマ」の項目があり、「サトイモ科の属総称。球根植物。別名ユキモチソウ。」とある。また、参考資料の案内があったので、自館で所蔵している次の資料を見た。
『花の王国 4』 平凡社 1990 (自館請求記号:470)
p43に「テンナンショウ」の項目がありカラーイラストと併せて概説が掲載されているが、断面図の類はなかった。
『植物レファレンス事典 2(2003-2008補遺)』 日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 2009 (自館請求記号:R470)
p444に「テンナンショウ」の項目があり、「カントウマムシグサを見よ」とある。
p193-194に「カントウマムシグサ」の項目があり、「単子葉植物鋼サトイモ目サトイモ科の多年草。別名ムラサキマムシグサ。葉は鳥足状に切れ込む。高さは15~75cm。」とある。また、参考資料の案内があったので、自館で所蔵している次の資料を見た。
『世界文化生物大図鑑 植物 2 改訂新版』 世界文化社 2004 (自館請求記号:R470)
p159「ムラサキマムシグサ」の項目があり、カラー写真及び解説が記述されている。
また、p150には断面図ではないものの、「テンナンショウ属」の白黒イラストを併せた図解や部位解説がある。
『花歳時記大百科』 北隆館 1993 (自館請求記号:R470)
p104に「テンナンショウ」の項目があり、カラー写真・イラストと併せて、花の特徴や名前の由来などの解説があるが、断面図に類する図解は載っていなかった。
国立国会図書館サーチ(http://iss.ndl.go.jp/ 2014/09/03 最終確認)でキーワード“テンナンショウ”で検索した結果、次の資料がヒットした。
①『日本のテンナンショウ』 邑田仁/著 北隆館 2011 (国立国会図書館請求記号:RA5-J85)
神奈川県内公共図書館横断検索システム(http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/opac/CrossServlet 2014/09/03 最終確認)でキーワード“テンナンショウ”で検索した結果、次の資料がヒットしたので取寄せた。
①『日本のテンナンショウ』 邑田仁/著 北隆館 2011 (厚木市立図書館請求記号:479.3/ム)
質問者に一覧してもらったところ、「これでよい」とのことだった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 8版)
- 参考資料
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- 『日本のテンナンショウ』 邑田仁/著 北隆館 2011
- キーワード
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- テンナンショウ
- カントウマムシグサ
- ムラサキマムシグサ
- アリサエマ
- ユキモチソウ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000174229