レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/12/06
- 登録日時
- 2012/12/29 02:00
- 更新日時
- 2012/12/29 02:00
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-110120
- 質問
-
解決
一閑張り(いっかんばり)の籠を作りたいと思っています。
作り方が書いてある資料はありませんか。
- 回答
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下記の資料に記載がありました。
資料1 『茶道具手作り入門』淡交社, 1982【791.5/チヤ82Y】
pp.168-170「一閑張干菓子器」の項
民芸品店にある籠や,魚,野菜などを盛る籠を使って,一閑張りの干菓子器を作る方法が,白黒の写真入りで掲載されています。
資料2 寺田昌道『柿渋クラフト』木魂社, 2000【753.8/テマ004】
pp.38-40「一貫張」の項
日本の民具として,生活の中で使われてきた様子や,作り方について記載されています。
参考
「一閑張り」について
資料3 『日本大百科全書 2』小学館, 1994【031/94Y/2タR】
p.434「一閑張 いっかんばり」の項
「飛来一閑が創製した茶人好みの紙張り素地漆器。(中略)一閑張の考案者である飛来一閑(1578-1657)は寛永年間(1624-44)に帰化した明人で,西湖飛来峰下の出身であるので飛来を姓とした。茶人千宗旦が彼の作品を愛好し,塗師として登用した。(後略)」
資料2 p.38「一貫張」の項
「(前略)「一閑張」は竹製の籠に漆を塗ったもので,(中略)室町時代の僧今井一閑が愛用したので,その名がついたと言われています。一方,「貫」の字の一貫張は,竹製品の籠や笊などに和紙を何枚も重ね張りして,柿渋を塗った容器をさし,もともと四国の讃岐地方で呼ばれていたものが全国に広まったといわれています。(後略)」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『かごとかご雑貨 1・2・3』日本ヴォーグ社
『エコクラフト手芸 Part2・Part9』ブティック社
『カントリーバスケット』深井美智子著 2000.11
『ECO CRAFTでかごを編む。』河出書房新社 2003.7
『つるかご』自然素材工作編集部 2007.10
上記の資料には掲載されていませんでした
- NDC
-
- 漆工芸 (752 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 漆工芸
- 漆工芸
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000117704