レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年9月10日
- 登録日時
- 2011/06/22 15:50
- 更新日時
- 2012/01/06 15:40
- 管理番号
- 中央-1-00191
- 質問
-
未解決
水玉模様の意味・歴史について書かれた本が見たい。
- 回答
-
まとまった記述のある資料は見つからなかった。簡単な解説文が載っている以下の資料をを紹介した。
・『日本大百科全書 22巻』 小学館 1988.7
p324「水玉」の項目 水玉模様の定義と、代表的な水玉模様について記述がある。
・『文様の辞典』 岡登貞治編 東京堂出版 1977
p281「水玉文」の項目
・『西洋装飾文様事典』 城一夫著 朝倉書店 2008.10
p318~p320「ドット〔dot〕」の項目
・『服飾辞典』 石山彰編 ダヴィッド社 1977
p765「水玉(模様)dot」の項目に歴史についての記述あり。
また、GeNiiで「水玉模様」を検索したところ、CiNiiで18件、webcatPlus で43件該当した。その中からCiNiiで本文PDFがあった次の論文を紹介した。
・今木加代子「服飾デザインに見る呪的な問題について―ドット(水玉模様)の図像性を中心として―」『帝塚山短期大学紀要 人文・社会科学編・自然科学編』33,217_a-211-a,1996-3-1
以下の資料も見てみたが、水玉模様の意味や歴史についての記述はなかった。
・『ファッション・アイテム大図鑑』 ジョン・ピーコック著 グラフィック社 2000.10 模様について解説なし
・『西洋コスチューム大全』 ジョン・ピーコック著 グラフィック社 1994.9 模様について解説なし
・『20世紀のファッション』 ジョン・ピーコック著 グラフィック社 1994.8 模様について解説なし
・『日本の文様』 小杉一雄著 南雲堂 1988.11 水玉について記載なし
・『ミステリアス・ストライプ』 INAX出版 2002.3
p29 16世紀桃山時代、伊達政宗が着用したとされる陣羽織に大小の水玉の意匠がある。水玉の考察は別の機会に譲る、とある。
・『縞模様の歴史』 ミシェル・パストゥロー[著] 白水社 2004.8
p30~ 四 無地、縞、散らし模様、斑紋
p32 散らし模様(単色の面の上に規則的な間隔をあけて小型の図形をおいたもの)について少し記述あり。 「神が関係する多数の図像に使われた」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- グラフィックデザイン.図案 (727)
- デザイン.装飾美術 (757)
- 参考資料
- キーワード
-
- 水玉模様
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000087827