レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年08月11日
- 登録日時
- 2011/09/20 11:35
- 更新日時
- 2012/01/31 15:13
- 管理番号
- 2011C011
- 質問
-
未解決
卒業論文中に歌詞を引用する場合に、参照文献リストに記載するべき内容について教えてほしい。
引用するのは海外アーティストの歌詞である。
引用の際に記載するべき内容は、詞のタイトルと発表年のみで大丈夫だろうか。
引用する際の条件については理解している。
- 回答
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藤田節子著.レポート・論文作成のための引用・参考文献の書き方.日外アソシエーツ,2009
(当館請求記号 816.5 F,67 中央館・一般)
第4章 参照文献の具体的な書き方 p.94 N.音楽 の項目に
基本形について下記のように記載あり。
作詞者名,作曲者名."楽曲タイトル".アルバムのタイトル.実演者名.製作年.出版者,出版年,(シリーズ名).(媒体表示),入手先
「121.音楽の録音資料」、「122.コンサートの映像資料」、「123.音楽の録音資料(英文)」
それぞれ引用の見本が記載されていたので、紹介した。
- 回答プロセス
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1.国立国会図書館リサーチ・ナビ http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/
キーワード「歌詞」「引用」で検索を行ったが、歌詞の引用の記載方法について該当なし。
2.熊本大学OPAC http://opserv.lib.kumamoto-u.ac.jp/opc/
2-1:キーワード「引用」で検索を行った。
林紘一郎,名和小太郎著.引用する極意引用される極意.勁草書房,2009年 (当館請求記号 816.5 H,48 中央館・一般)
歌詞の引用の記述方法について記載なし。
2-2:キーワード「音楽」「著作権」で検索を行った。
歌詞の引用の記述方法について記載なし。
半田正夫編.半田ゼミの音楽と著作権 : しくみとQ&A.青山学院大学法学部半田正夫ゼミナール, 2002.3. (当館請求記号 021.23 J,26 中央館・一般)
紋谷暢男編.JASRAC概論 : 音楽著作権の法と管理.日本評論社, 2009 (当館請求記号 021.23 H,29 中央館・一般)
田中豊編.音楽著作権訴訟の論点60講 : 判例でみる.日本評論社, 2010 (当館請求記号 021.23 H,29 中央館・一般)
- 事前調査事項
- NDC
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- 著作.編集 (021 9版)
- 文章.文体.作文 (816 9版)
- 音楽 (760 9版)
- 参考資料
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- 藤田節子著.レポート・論文作成のための引用・参考文献の書き方.日外アソシエーツ,2009 (当館請求記号 816.5 F,67 中央館・一般)
- キーワード
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- 音楽
- 著作権
- 引用
- 参照
- 文献リスト
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
(その後)
質問者によると、引用をするのは歌詞のみであり、CDに録音された楽曲自体ではないので、
上記の記述方法では意図しているものとは異なるとのことだった。
歌詞のみを引用する場合の記述方法について解説されている本は、
熊本大学附属図書館の蔵書には見つからなかった。
林紘一郎,名和小太郎著「引用する極意引用される極意」勁草書房,2009年
p.213付録2 「読書案内」で紹介されていた
リチャード・J・ウィンジェル.音楽の文章術:レポートの作成から表現の技法まで.宮沢淳一,小倉眞理訳.春秋社,1994
(熊本県立図書館所蔵)を参照したが、歌詞の引用方法についての具体的な記載はなかった。
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 研究
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000091147