レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/06/15
- 登録日時
- 2011/07/02 02:00
- 更新日時
- 2011/07/02 02:00
- 管理番号
- 11-0120
- 質問
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4月に開催された第6回共産党大会の結果と、今後の政治経済の展望
- 回答
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大会の後で出された「指針」には、具体的な改革の内容にあまり踏み込んでいないので、今後どの程度改革が進められるかはこれから見て行くしかない。ただし、「改革を間違いなく、後戻りせず実施する」という決意は公にされたと言え、その意味で党大会開催の意義は大きい。
政治的には、若い有望な指導者はまだ現れていないように感じられる。2年前に排除されたカルロス・ラヘのように、カストロ兄弟を超える(現時点で)能力を持つと思われた指導者は切られるのが常態である。ムリーヨ=ホルヘ経済相についても、次世代の指導者と目されるほど高い能力を持っていると聞いたことはない。確かに党大会でラウルが「後継者が育っていない」と嘆いているが、もしそれが実現するとしたら来年1月の共産党年次総会の場で指名されるだろう。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 官庁・地方自治体
- 登録番号
- 1000088058