レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/09/15
- 登録日時
- 2012/09/26 02:00
- 更新日時
- 2012/09/26 14:08
- 管理番号
- 千県中千葉-2012-0011
- 質問
-
解決
昭和44年7月15日に始まった千葉県下各公共図書館の貸出券共通利用化について
①いつまで続いたか
②どの程度利用されたか
など、具体的な状況のわかる資料を探している。
- 回答
-
千葉県下公共図書館の貸出券共通利用化については、始まった時のことを書いた資料はあるが、いつから利用しなくなったかがわかる資料は見つからなかった。
千葉県下公共図書館の貸出券共通利用化に関する記載は以下のとおり。
1.『関東地区奉仕部門研究集会報告書』「千葉県内の図書館における貸出券の共通化について」
2.『千葉文化177号』
p1「図書貸出券の共通利用とその周辺」
p3「千葉県内の図書館における貸出券の共通化」
の項によると、参加館は「1.県立中央図書館 2.市川市立図書館 3.館山市立図書館 4.木更津市立図書館 5.茂原市立図書館 6.東金市立図書館 7.八日市場市立図書館 8.鴨川町立図書館 9.八街町立図書館 10.野田、興風会図書館 11.勝浦市立図書館」の11館でこの制度を実施したことがわかる。
3.『千葉県立中央図書館年報 昭和44年度』p17には、朝日新聞 京葉版の7.8「各駅停車」に貸出券の共通利用についての掲載があったことが書かれている。
4.『興風会図書館の五十年』p171年に年表あり。「昭和44年7月15日 貸出券の共通化を実施、本館も参加す」とある。
5.「研修会に参加して」(『らいぶらりあん№18』p30に「貸出券制度について」と題された図書館員の投稿文あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
『市川の社会教育』(市川市教育委員会 1970)の中の図書館の沿革に共通貸出が始まったこと、その年の参加館名の記載あり。
『まつかぜ 市川市立図書館報 51号』(昭和45年1月15日発行)に「県下の11館で共通貸出し開始」の記事あり。
- NDC
-
- 各種の図書館 (016 9版)
- 参考資料
-
- 『関東地区奉仕部門研究集会報告書』「千葉県内の図書館における貸出券の共通化について」(千葉県公共図書館協議会 ほか 1969) (9200000773)
- 『千葉文化 第172号-180号』(千葉県立中央図書館 1969) (0501061167)
- 『千葉県立中央図書館年報 昭和44年度』 (0501164997)
- 『興風会図書館の五十年』(鈴木英二 1991) (9200163901)
- 『らいぶらりあん№18』(千葉県公共図書館会誌協会創設50周年記念号 千葉県公共図書館協会 1977) (0501163630)
- キーワード
-
- 千葉県立中央図書館
- 貸出券共通利用化
- 千葉県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000111792