戦後GHQに接収されていた土地の配置図や利用状況についての文書は、当館の資料では見つからず。
「GHQの記録文書」の類は国立国会図書館が、GHQ/SCAPの公文書をマイクロフィッシュで所蔵しており、そのほとんどは英語。
「国会図書館憲政資料室 日本占領関係資料」
http://www.ndl.go.jp/jp/data/kensei_shiryo/senryo/senryoguide.html※なお神戸市文書館に、問い合わせたが文書館にも資料は無しとのこと。
(参考)接収地についてわずかながらが記載のある当館所蔵の資料は下記のとおり。
1.中央卸売市場前焼跡の土地が米進駐軍に接収されていたことに関しての図書
『風雪の30年:神戸市中央卸売市場開設三十年誌』 昭和39年1月発行
2階:675A(0016-187)
p78、 p88~104、p200~205に「軍用犬の訓練場」、「スクラップ置場」、
「蒲鉾型の兵舎が建てられいた」という記述あり。
『神戸市中央卸売市場二十年史』 昭和29年5月発行
2階:675A(0016-132)
p702~717に「市場拡張の問題」
2.米軍の神戸進駐に関する図書
『神戸市史 第三集 社会文化編』 2階:HA(0012-3-3-2)
p88~「占領と接収」、p105~、接収物件一覧表あり。
接収前の名称または所有者、物件の所在地、接収・解除年月日、備考などの
項目あり。
兵庫区の箇所を見ると、中央市場前地区、中央市場西、船大工町など当該
土地と思われる土地が見受けられる。