レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年02月27日
- 登録日時
- 2017/02/21 13:25
- 更新日時
- 2017/06/09 16:41
- 管理番号
- 神戸図-1242
- 質問
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キリスト教ラザロ派はどのような団体か。この宗派に関する書籍はあるか?
ジャイアントパンダを発見したとされるペレ・アルマン・ダヴィド神父は1850年にラザロ派で受洗したといわれるが、なぜラザロ派を選んだのか。神父は1860年に中国へ上陸し、発見した新種を本国へ送っている。ラザロ派が中国への布教活動に熱心であったのか?
- 回答
-
所蔵資料より確認できたのは、以下のとおり。
○『支那基督教史』生活社 1940 P192
「ラザロ会、耶蘇会に代る」という一節あり。1785年に会士のロオ(フランスラザロ会)が北京に入ったとの記述あり。
ほかに、1830年代に北京の聖堂にポルトガルラザロ会の宣教士が住んでいた等の記述あり。
○『中国とキリスト教』近藤出版社 1972
P15 典礼問題年表 「1784年 ラザリスト会士ローら、北京に至る」とあり。
「ラザリスト会」でさらに調べると
○『啓蒙と革命の時代』(新装版 キリスト教史 7)講談社 1991
P372 「近東の教会」の章 イエズス会の後を引き継いだラザリスト会士が1783年に近東へ赴き、どちらかといえば排他的でラテン・カトリック的な布教活動を開始した、とあり。
○『新カトリック大事典』研究社 2009
「ラザリスト会」は「ヴィンセンシオの宣教会」の通称、とあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各教派.教会史 (198 8版)
- 参考資料
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- 『支那基督教史』生活社 1940 (PV:0000116449 1902=23=)
- 『中国とキリスト教』近藤出版社 1972 (PV:0000503924 124=57=)
- 『啓蒙と革命の時代』(新装版 キリスト教史 7)講談社 1991 (PV:0005122251 192=M0=7)
- 『新カトリック大事典』研究社 2009 (CT:6000011110 1982=M6=)
- キーワード
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- キリスト教
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000210337