レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年08月10日
- 登録日時
- 2018/12/04 12:35
- 更新日時
- 2018/12/15 10:13
- 管理番号
- 豊浦-2018080901
- 質問
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解決
子どもが生まれたときに、へその緒を大事にするのはなぜか
- 回答
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『目からウロコの民俗学』P32に記述あり。
へその緒は、母親と胎児をつなぐ役割以上に、霊魂が宿る重要な存在と考えられていた。
そのため、病気になったときにへその緒を煎じてのませるという俗信もあった。
『日本民俗事典』P639には、へその緒を切るとき、カナモノを忌み、竹のヘラなどを使用して切るなど、縁起を大切にしていたことが記載されている。
また、切る長さなどで子どもの性格が変わるなどの俗信もある。
本人が亡くなるときに一緒に埋葬するなど、へその緒への特別な思いが存在していた。
- 回答プロセス
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①「へその緒」を自館検索。風習に関するものはヒットなし
②民俗(380)の棚で「民俗学」に関する資料の現物確認
③育児(599)の棚で「へその緒」を確認。なし
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 8版)
- 参考資料
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橋本裕之 編著 , 橋本, 裕之, 1961-. 目からウロコの民俗学 : あのしきたりには、こんな意味があったのか!?. PHPエディターズ・グループ, 2002.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003624426-00 , ISBN 4569621074 -
大塚民俗学会/編 , 大塚民俗学会. 日本民俗事典. 弘文堂, 1978.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000102232-00
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橋本裕之 編著 , 橋本, 裕之, 1961-. 目からウロコの民俗学 : あのしきたりには、こんな意味があったのか!?. PHPエディターズ・グループ, 2002.
- キーワード
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- へその緒
- 風習
- 俗信
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 民俗
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000247081