レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1999/02/28
- 登録日時
- 2005/12/13 02:14
- 更新日時
- 2010/11/25 02:01
- 管理番号
- 新県図-00243
- 質問
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解決
そうじに使う「はたき」(和紙でつくったもの)の起源を知りたい。
- 回答
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当館所蔵の『日本大百科全書 第18巻』(小学館編集・発行 昭和62年刊行 R031-N71-18 )の「はたき」の項によりますと、「江戸時代のなかば過ぎころから使われ始めたもので、当時は采払いとか塵払いとよんでいた。」と記されています。
また、『日本史小百科17 家具』(小泉和子著 近藤出版社発行 昭和55年刊行 210-N77-17)の「箒」の項に、「なお、現在では箒というとはたきということになっているが、
はたきの方は箒と違って比較的新しい。江戸時代になって使われるようになったもので、当時はさいはらいといっていた。」と書かれています。
更に、『日本を知る事典』(大島建彦他編 社会思想社発行 昭和63年刊行 380-O77 )の「はたき」の項では、「江戸時代から絹・紙などをさいて小竹に結びつけたものを、サイハライと呼んで塵払いに使用していた。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- はたき
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 簡易な事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000025944