レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/11/30
- 登録日時
- 2005/12/13 02:11
- 更新日時
- 2010/11/25 02:00
- 管理番号
- 新県図-00024
- 質問
-
解決
万代橋について教えてください。
1.今の橋は何代目ですか?
2.名前の云われはなんですか?
3.長さは何メートル?お金はどれくらいかかったのでしょうか?
4.昔の橋は有料だったそうですが?
5.何本もの国道が通っているというのは、本当ですか?
6.文学作品に出てきますか?
7.新潟地震の時、被害はなかったのですか?
8.新潟祭りの始まりと関係あると聞きましたが、どんな関係があるのですか?
9.初代万代橋の杭が出てきたそうですが、どんな風に出てきたのですか?
- 回答
-
以下の資料に関連する記述がありましたので、御覧ください。
(1)『新潟県大百科事典 復刻デスク版』(新潟日報事業社出版部 1984 N031-N726) p1638「万代橋」「万代橋欄干崩壊事件」
(2)『角川地名大事典 15 新潟県』(角川書店 1989 N2*90-Ka14-15) p1102
(3)『にいがた万代橋ものがたり-その100年-』(にいがた万代橋ものがたり-その100年-編集委員会編 北陸建設弘済会 1987 N515-3)
(4)『新潟市史 通史編 3 近代(上)』(新潟市市史編さん近代史部会編 新潟市 1996 N2*13-N727-T-3) p178~180「道路整備と架橋」
(5)『新潟市史 通史編 4 近代(下)』(新潟市市史編さん近代史部会編 新潟市 1997 N2*13-N727-T-4) p53~55「三代目万代橋」
(6)『新潟市史』(新潟市 1934 N213-N72-1) p914~917「橋梁」
(7)『新潟市史読本』(新潟市郷土資料館 1979 N213-9) p221~225「心のかけ橋」
(8)『にいがたかわらばん』(笹川勇吉著 鳥屋野出版 1988 214.1-Sa72) p12~13「万代橋よ永遠なれ」 p104~107「万代橋その一・そのニ」
(9)『にいがたわがまち柳と堀』(笹川勇吉著 鳥屋野出版 1986 N213-44) p92~p95「万代橋東西を結んで百年」
(10)『新潟歴史物語』(新潟市 2000 N2*13-N727) p100~101「よろずの橋」 p134~135「美しいアーチ橋」
(11)『「私の万代橋」作品集 万代橋竣工70周年記念』(温故知新・新潟新まちづくり実行委員会 1999 N515-W47)
(12)『万代橋』(八木朋直著 新潟印刷出版 1928 N515-Y15)
(13)『万代の光』(安部邦太郎 1915 N515-A12)
(14)『万代橋架換工事概要』(新潟県 1929 N515-N72)
(15)『新潟市万代橋記念写真帖』(新潟印刷出版 1929 N515-72)
(16)『市制90年の歩み』(新潟市市民企画部広報課 1979 N213-12) p8~9「橋」
(17)『写真集ふるさとの百年 新潟』(新潟日報事業社出版部 1980 N206-10) p9~11「万代橋ものがたり」
(18)『万代橋のあゆみ-万代橋の用・強・美-』(建設省北陸地方建設局新潟国道工事事務所 1999 パンフレット)
(19)『写真でつづる新潟の今昔』(博進堂企画室編 新潟市写真館組合 1979 N213-11) p67~72「万代橋」
(20)『新潟県文学全集』(郷土出版社 1997 N913.6-N725-S)
上記資料の中から、ご質問に関連する箇所を転記いたしました。
1. 今の橋は何代目?
「1929年(昭和4)8月に完成した。現在の万代橋は3代目であり、初代は1886年(明治19)八木朋直の資金によって架橋された。」(1)(3)p24~25,27
2. 名前のいわれは?
「万代(よろず)までも新潟の発展に尽くすことを願って、万代橋と命名された。」(3)発刊によせて(4)(7)(10)(12)p1
3.長さは何メートル?お金はどれくらいかかったのか?
「長さ307.3メートル、幅21.9メートルの鉄筋コンクリート無こうアーチ(連続アーチ)で・・」(1)(3)p54(7)
4.昔の橋は有料だった?
「橋は個人所有のもので、一人一銭(通行料)を取られる有料橋であったため、人々の評判は良くなかった」(3)p23(7)
5.何本もの国道がとおっているそうですが?
「万代橋は広域的な幹線道路である国道七号線(起点・新潟市、終点・青森市)に存在する橋として現在一日あたり約七万台の自動車交通と五千人の歩行者交通とを分担している。・・国道八号線をはじめ十七号、一一三号など多くの一般国道が万代橋をその一部にしており・・」(3)p153
6.文学作品に出てきますか?
「高浜虚子に「千二百七十二歩なり露の橋」の句がある。」(2)(10)
(20)p22→『私の小さな美術館』(704-A62)p21~31,148
(20)p181→『新潟県文学全集 第1期3』(N913.6-N725-3)p156~166
7.新潟地震の時、被害はなかったのか?
「1964年の新潟地震でも橋本体にはほとんど影響がなく、その強じんさが証明された。」(1)(8)(10)
8.新潟祭りの始まりと関係あると聞きましたが?
「明治二一年八月、東京両国の川開きにならって、新潟にも川開きの花火打ち揚げが始まった。」(7)(9)
9.初代万代橋の杭が出てきたそうですが?
「平成八年、初代万代橋の橋杭が長い眠りから覚めた。」(10)
*( )は質問に対する回答が紹介されている文献及び該当ページです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 北陸地方 (214 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 万代橋
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 簡易な事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000025725