レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年04月13日
- 登録日時
- 2017/09/05 15:40
- 更新日時
- 2017/09/28 20:00
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-2383
- 質問
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解決
「岐阜民友新聞」について、概略のわかる資料はないか。
- 回答
-
小木曽旭晃「つぶれた岐阜民友」(「生活と文化」185号、1962.12、p.2-3)に、創刊から終刊に至る経緯が記されている。
この資料によると、郷土唯一の日刊紙"岐阜日日"の対抗紙として、1960年の夏に創刊。大野伴睦氏の主導により、県下の政財界の有力者が参加して株式組織を形成した。社員の大部分は岐日(岐阜日日新聞)から引き抜いたもので、特色がなく赤字がふくらみ、岐日と合併が成立し、1962年10月末で終刊した。
- 回答プロセス
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蔵書検索システムを「岐阜民友」で検索。郷土関係雑誌記事より関係資料を調査。
「岐阜民友新聞」原紙も創刊(創刊前の見本紙も含む)から終刊まで所蔵。
なお、以下の資料(岐阜県下の出版文化に関するもの)、大野伴睦氏の伝記資料も調査したが、記述がみられなかった。
・『濃飛文化史』(小木曽旭晃著、岐阜タイムス、1952)
・『岐阜県教育史』(岐阜県教育委員会)
・『岐阜県百科事典』上・下(岐阜日日新聞社、1968)
・『岐阜県史』(岐阜県)
・高橋健「岐阜県内外の出版事情試論(上)-近世・近代を中心とした概略」(「郷土研究岐阜」81号、岐阜県郷土資料研究協議会、1999)
・高橋健「岐阜県内外の出版事情試論(下)-近世・近代を中心とした概略」(「郷土研究岐阜」82号、岐阜県郷土資料研究協議会、1999)
・高橋健「県内発行の雑誌試論 -戦後六十年が一本の線につながる-」(「郷土研究岐阜」100号、岐阜県郷土資料研究協議会、2005)
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (071)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000221507