レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/5/12
- 登録日時
- 2006/09/14 02:11
- 更新日時
- 2008/03/11 13:02
- 管理番号
- 埼久-2006-017
- 質問
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解決
1「練刀造法伝」、2「剣工談」、3「剣工秘伝志」がみたい。『日本刀大百科事典』に載っていた。
- 回答
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1、2は、原本・翻刻ともに所蔵が確認できなかった。
3は、当館所蔵の資料では『日本刀講座 8』(雄山閣 1936)p422-509に翻刻があり。また、写本が国立国会図書館にあり(取寄せ不可)。
- 回答プロセス
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出典より、1 薩摩の伯耆守正幸が門戸に与えた秘伝書(安永)、 2 沼田直宗著(文化5)、 3 水心子正秀著(文政4)。「鑑刀集成」「水心子正秀全集」に収載(当館未所蔵)。
《NDL-OPAC》で3のみヒット。『国書総目録』出典以上の情報なし。『古典籍総合目録』《ゆにかねっと》なし。
《NDL-OPAC(雑索)》《Google》を書名で検索するが該当する情報なし。
次に日本刀関係書にあたり、3のみ所収されている資料があり。
- 事前調査事項
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《NDL-OPAC》《NCSIS Webcat》
- NDC
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- 金工芸 (756 9版)
- 図書.書誌学 (020 9版)
- 労働経済.労働問題 (366 9版)
- 参考資料
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- 『日本刀講座 8』(雄山閣 1936)
- キーワード
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- 刀工-職人
- 日本刀
- 書誌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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近畿大学図書館よりコメントをいただく(2007/04/04)。以下、資料情報の本文。
『剣工談』に関しまして、ネット上に、著者の沼田直宗の愛弟子同田貫直光が熊本藩士であり、直宗が同田貫一派であったとの情報がありました。そこで熊本県立図書館のOPACで検索しましたところ、同館に弘化2年(1845年)の写本が所蔵されていることが確認できました。
剱工談 写 〔古〕
沼田 直宗/著
1845年
和装本 作成年:弘化2 3冊合綴 表紙:剱工談初心抄鍜法考焼刄考とある
0113897714 C756.6/ヌ/ 禁帯出 郷土資料コーナー貴重書庫
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000030613