レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/08/08
- 登録日時
- 2006/10/13 02:12
- 更新日時
- 2008/12/27 09:11
- 管理番号
- 埼熊-2000-037
- 質問
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解決
「弥陀仏とは自然(じねん)のやうを知らせん料なり」という言葉の意味を知りたい。「法然と親鸞の信仰 下」(講談社学術文庫)に出ていた。
- 回答
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『現代語訳親鸞全集 5』より、質問の言葉の意味は「阿弥陀仏は、自然の相を知らせんがためである。」とわかった。
- 回答プロセス
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『法然と親鸞の信仰 下』を確認したところ、親鸞の言葉と判明した。
『親鸞辞典』に記述なし。
『親鸞著作全集』の索引〈彌陀佛〉から「正像末和讃」の中の文だとわかる。
「正像末和讃」は『現代語訳親鸞全集 5』所収。同書p371 に注釈あり。
なお、『親鸞和讃集』所収「正像末浄土和讃」の「新鸞八十八歳御筆」にも質問の文あり。語釈はないが、この文が含まれる一段の注釈に「この一段を古人は無為自然の義とする」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 9版)
- 叢書.全集.選集 (080 9版)
- 参考資料
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- 『現代語訳親鸞全集 5』(親鸞 講談社 1975)
- 『親鸞和讃集』(岩波書店 1976)
- キーワード
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- 親鸞(シンラン)
- 和讃(仏教)-浄土真宗
- 全集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000031043