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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000233026
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M18020813387778
事例作成日
(Creation date)
2017/11/23登録日時
(Registration date)
2018年03月24日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 00時30分
質問
(Question)
そば粉を使ったクレープをガレットというのだと思っていたが、お菓子の本を見ると、ガレットという名前でクレープ状のものではないお菓子が載っていた。ガレットとはそもそも何か知りたい。また、フランスでは区別されているのか知りたい。
回答
(Answer)
フランス料理の本、辞書類を見てみたが、区別をしているような説明をしているものはなかった。フランス料理の本では、そば粉を使ったクレープのみ説明している資料と、そば粉のクレープとお菓子の両方を説明している資料があった。辞書では、ガレットを引くと、そば粉を使ったクレープと、その他のお菓子と、説明両方している。以下の資料を提供した。
①の資料を見ると、ガレット(galette)は「円盤状のお菓子や料理の総称、galet「小石」からの派生語」とある。そして、「クレープ、パンケーキ、そば粉でつくるブリニもこの一種.菓子ではガレット(ガトー)・デ・ロワが有名」と書いてある。(146p)ここに書いてあるブリニを同じく①で探すと、「そば粉またはそば粉と小麦粉でつくるロシア発祥の小さい塩味のクレープ.同義のロシア語が語源.」と書いてあり、関連項目を示す語に「ガレット」と出ている。(575p)
②の資料では、ガレットはブルターニュ地方の発祥ということと、ガレットと呼ばれるようになった一説として、「そば粉で作った生地のようなものが偶然、石の上に落ちて、それが今のガレットのように焼けたことから、フランス語で小石という意味の“ガレ”をあてて、“ガレット”と呼ばれるようになった」と説明している。しかしこの説をブルトン人のクレープ職人は否定していることも書かれている。本書ではさらに、著者の推論として、クレープと比較する形で、ガレットとは何か、記述している。(12-13p)
③の資料では、クレープ状のものではないお菓子の説明のみが載っていた。資料では、「折り込みパイで作った円い形をしたお菓子。公現祭の象徴的な菓子で、ロワール川以北の地域、主にパリ周辺で作る。ロワール川以南や南仏全域では公現祭のガレットはブリオッシュ用生地で円環状に作り、焼いてから、粗糖をまぶす。どちらのガレットも小さな磁器で作った祝菓子用の人形が必ず入っている。」と説明している。(168p)
④の資料では、ブルターニュ地方の代表的な料理を表形式で紹介しており、前菜として、「そば粉のガレット」と料理名を記し、フランス語表記「galette de sarrasin」も記している。(48p)
⑤の資料には、「平たく丸い形に焼き上げた菓子.料理名としても用いられる.」とある。
国語辞典では、『日本国語大辞典』、『広辞苑』を調べてみたが、日本国語大辞典には載っていなかった。
⑥の資料では、「①平たい円形の菓子、クッキー。②そば粉などのクレープ。フランス、ブルターニュ地方の郷土料理。③野菜・肉・魚介の料理で、丸く平たい形に仕立てるか、そのように盛りつけたもの。」(610p)と3つの意味を記載している。
フランス語の辞典を日本語のものと、外国語のものとで調べてみた。
⑦の資料では、①の意味に「ガレット(円形の平たい菓子).」とあり、②の意味に「軍用ビスケット;(そば・とうもろこし粉の塩味)クレープ」となっている。(695p)
⑧の資料では、4つの意味が説明されている。「1 flat round cake 2 pancake 3 Can:soft cookie 〈galette ? la molasses: molasses cookie〉4 fam: dough, cash」(162p)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
食品.料理  (596 9版)
参考資料
(Reference materials)
①日仏料理協会編『フランス食の事典』 白水社,2007,760,176p. 参照はp.146, 575.
②クレープリー ティ・ロランド『クレープリー ティ・ロランドのガレット&クレープ フランス・ブルターニュの郷土料理を伝える』 誠文堂新光社,2011,155p. 参照はp. 12- 13.
③『ラルース・フランス料理小事典』 柴田書店,1980,367p. 参照はp.168.
④辻調グループ辻静雄料理教育研究所編著『フランス料理ハンドブック』 柴田書店,2012,494p. 参照はp.48.
⑤.辻静雄監修,辻調理師専門学校, エコール辻東京, エコール辻大阪編『フランス料理基本用語』 大修館書店,2007,195p. 参照はp.64.
⑥新村出編『広辞苑』 岩波書店,2008,21,3049p. 参照はp.690.
⑦天羽均,大槻鉄男,佐々木康之,多田道太郎,西川長夫,山田稔,Jean Henri Lamare編『クラウン仏和辞典』 三省堂,2010,20,1802p. 参照はp.695.
⑧『Merriam-webster’s French-English dictionary』 Merriam-Webster,2000,92,833p. 参照はp.162.
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2018020813363887778
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢, 高校生, 中学生
登録番号
(Registration number)
1000233026解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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