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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000232859
提供館
(Library)
千葉県立東部図書館 (2110047)管理番号
(Control number)
千県東-2017-0012
事例作成日
(Creation date)
2017年07月12日登録日時
(Registration date)
2018年03月22日 10時58分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 09時27分
質問
(Question)
第二次世界大戦中の1940年頃、ドイツ軍がイギリスへの攻撃を行ったが、それを題材としたイギリスの戦争画を見たい。
回答
(Answer)
以下の資料に掲載されていた。

【資料1】『戦争と美術 1937-1945』(針生一郎編集 国書刊行会 2016)
p188-196「イギリスの戦争画とケネス・クラーク」(保坂健二朗)
p190ポール・ナッシュ「バトル・オブ・ジャーマニー」1944年
   ヘンリー・ムーア「地下鉄構内の母子たち」1940年
p191 エドワード・エドワード・アルディッツォーネ「避難所の風景」1940年
p192 アンソニー・グロス「バトル・オブ・アラカン」1943年
   エドウィン・ラ・デル「レミントン・スパーのカモフラージュ工房」1940年
p193 ポール・ナッシュ「バトル・オブ・ブリテン」1941年
   ローラ・ナイト「砲尾環のネジ山を切るルヴィ・ロフタス」1941年
p194 ジョン・パイパー「ブリストルの南西方面本部の司令室への通路」1940年
   スタンリー・スペンサー「溶解炉」1946年

【資料2】『イギリス美術史』(サイモン・ウイルソン著 岩崎美術社 2001)
p256-268「第2次世界大戦とその影響」
p260 ヘンリームーア「地下鉄防空壕の光景」1941年
   ポール・ナッシュ「死んだ海」1940-41年
   ポール・ナッシュ「向日葵の至点」1945年
p261 グレアム・サザーランド「とげのある木々」1946年
   グレアム・サザーランド「サマセット・モーム」1949年
   ヴィクター・パスモア「横臥する裸体」1942年
   フランシス・ベーコン「磔刑柱の土台にいる人物を描いた3点の習作」1944年頃
   ルシアン・フロイド「白い犬といる少女」1950-51年
p268 フランク・アウエルバッハ「E.O.W.裸体像」1953-54年

【資料3】『世界美術大全集 第27巻 西洋編 ダダとシュルレアリスム』(小学館 1996)
p267-270「ベーコンとムーア」
「ベーコンのデビューは1945年の個展である。まだ大戦の最中、前年に制作された《磔刑のもとにいる人物のための3つの習作》(図版123)などを発表して、人々に衝撃を与えた。(中略)イギリスの戦争画に見るべきものはないとされる。直接戦争場面を書いた作ではないが、戦時中の絵画では、このベーコンの三部作と、ヘンリー・ムーア(1898-1986)の何点かのデッサンが特筆される。」
p268ヘンリー・ムーア「防空壕の光景、寝棚と眠る人々」1941年
p205-206フランシス・ベーコン「磔刑のもとにいる人物のための3つの習作」1944年

【資料4】『ヘンリー・ムア 生命(いのち)のかたち テーマ展示』(ヘンリー・ムア作 石橋財団ブリヂストン美術館 2010)
p20「地下鉄防空壕の眺め:リバプール・ストリート駅の延長線路のための習作」1940-1941年
p20「地下鉄の中に避難した人々」1941年
p20「ピンクとグリーンの眠っている人々」1941年

【資料5】『ヘンリー・ムア』(ジョン・ラッセル著 法政大学出版局 1985 叢書ウニベルシタス)
p225「防空壕スケッチブックより」
p226「ティルバリーの防空壕.防空壕スケッチブックより」
p227「空襲のあとの朝.防空壕スケッチブックより」

【資料6】『廃墟論』(クリストファー・ウッドワード著 青土社 2004)
p319 ジョン・パイパー「1940年11月15日のコヴェントリー大聖堂」
「パイパーは、イギリス政府が爆撃の被害を描写するように依頼した画家のひとりである。ドイツ軍がコヴェントリーを空爆した翌朝、パイパーは爆撃を受けた大聖堂を描いた。のちにこの絵は「イギリス人のゲルニカ」と呼ばれるようになった。」

【資料7】帝国戦争博物館「Imperial War Museums」( http://www.iwm.org.uk/
トップページ下部「What we do」の「collection」をクリック。検索窓に「Battle of Britain」や「The Blitz」と検索。検索結果画面の「Object category」の中の「art」をクリックし、絞り込むと関連の絵画がヒット。

【資料8】「ART UK」( https://artuk.org/
検索窓に「Battle of Britain」、「The Blitz」、「World War II」、「London raid」等と入れて検索すると関連の絵画がヒット。

【資料9】群馬県立近代美術館「ヘンリー・ムーア 《三人の女性と子供(奉献)》 」
http://mmag.pref.gunma.jp/collection/kaigai/moor_01.htm
「1940年の秋、ムーアは従軍美術家として、地下防空壕、つまり当時ナチスのロンドン空襲にあって、即席につくられた地下鉄構内の防空壕をつぶさに観察し続ける。防火管制の下、暗い牢獄のような地下鉄駅の中で、ムーアの観たものは空襲を逃れ避難してきたロンドン市民の姿だった。」

(インターネットの最終アクセス:2018年3月13日)
回答プロセス
(Answering process)
・基本情報の把握のため、『ブリタニカ国際大百科事典 11 ソジ-チュウオ』(フランク・B・ギブニー編 TBSブリタニカ 1995)の「第二次世界大戦」の項目と『世界の戦い歴史百科 ビジュアル版』(R.G.グラント編 柊風舎 2013)、『英国を知る辞典』(Adrian Room著 研究社出版 1988)、『ロンドン事典』(蛭川久康ほか編著 大修館書店 2002)を確認した。1940年頃のドイツ軍によるイギリスへの攻勢として、1940年の「英本土航空決戦(Battle of Britain)」と1940年から41年にかけての「ロンドン大空襲(The Blitz)」について記述があった。
・蔵書検索システムで検索項目「件名」で「戦争画」で検索すると【資料1】がヒット。
・蔵書検索システムで検索項目「件名」で「イギリス美術-歴史」で検索すると【資料2】がヒット。
・『西洋美術全集絵画索引』(東京都立中央図書館/監修 日本図書館協会 1999)で【資料1】【資料2】で紹介されている画家の名前を確認していくと、ヘンリームーアの項で「防空壕の光景、寝棚と眠る人々」というタイトルと【資料3】の書誌事項が掲載されていた。
・【資料1】【資料2】で紹介されている画家の名前をキーワードに蔵書検索システムで検索。件名「Moore Henry」
で検索すると【資料4】【資料5】がヒット。
・Googleで「ロンドン大空襲」と検索。検索結果の中に、【資料6】の書誌情報を公開している書店のサイトがヒットした。南洋堂書店ウェブショップ( https://www.nanyodo.co.jp/php/detail_n.php?book_id=79176924
・【資料1】のp198に「そしてその約三分の一がイギリス帝国戦争博物館に収められ」との記載があったため、帝国戦争博物館のホームページ(【資料7】)を検索。最初のプロセスで得ていたキーワード「Battle of Britain」、「The Blitz」で検索すると関連絵画がヒットした。
・「西洋絵画の探し方 - 獨協大学」( http://www.dokkyo.ac.jp/library/pdf/path_kaiga.pdf )で『Your Paintings』(BBC)のサイトが紹介されていた。クリックするとサイト名やURLが変更されているのか、「ART UK」(【資料8】)へつながった。
・Googleでキーワード「ヘンリームーア ロンドン 空襲」で検索すると【資料9】がヒット。


以下の資料では掲載されていなかった。
『描かれた戦い 名画のなかの世界』(ウエンディ・リチャードソン編 小峰書店 2005)
『「戦争」が生んだ絵、奪った絵』(野見山暁治著 新潮社 2010)
『戦争と美術』(司修著 岩波書店 1992)
『ロンドンナショナル・ギャラリーの名画から』(ケネス・クラーク著 ほるぷ総連合・ほるぷ教育開発研究所 1995)
『ナショナル・ギャラリー コンパニオン・ガイド』(エリカ・ラングミュア著 ミュージアム図書 2004)
『ロンドン アートとテクノロジー 西洋近代の都市と芸術8』(竹林舎 2014)
『英国絵画と詩歌』(富田光明著 窓映社 2000)
『原色世界の美術 9 イギリス2』(座右宝刊行会編 小学館 1979)
『現代世界美術全集6』(座右宝刊行会編 河出書房 1954)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
絵画  (720 9版)
版画  (730 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『戦争と美術 1937-1945』(針生一郎編集 国書刊行会 2016)| 0106034330;
【資料2】『イギリス美術史』(サイモン・ウイルソン著 岩崎美術社 2001)|2101361854;
【資料3】『世界美術大全集 第27巻 西洋編 ダダとシュルレアリスム』(小学館 1996)2100586546;
【資料4】『ヘンリー・ムア 生命のかたち テーマ展示』(ヘンリー・ムア作 石橋財団ブリヂストン美術館 2010)|0106251421;
【資料5】『ヘンリー・ムア』(ジョン・ラッセル著 法政大学出版局 1985)|9102727421;
【資料6】『廃墟論』(クリストファー・ウッドワード著 青土社 2004)|2101665564;
キーワード
(Keywords)
戦争画
イギリス美術-歴史
ヘンリー ムーア
Moore Henry(ムア ヘンリー)、
世界大戦(1939-1945)
世界大戦(第2次)
Battle of Britain
バトル・オブ・ブリテン
The Blitz
ブリッツ
ロンドン大空襲
ロンドン空襲
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000232859解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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