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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000225544
提供館
(Library)
栃木県立図書館 (2110002)管理番号
(Control number)
r177
事例作成日
(Creation date)
2017年11月08日登録日時
(Registration date)
2017年11月28日 15時13分更新日時
(Last update)
2017年12月26日 14時09分
質問
(Question)
日没を1日の始まりとする考え方があるという。このことについて書かれている資料を見たい。
回答
(Answer)
関連する記述を確認できた資料は以下の通りです。

・『文化としての暦』(佐藤幸治/著 創言社 1998) 
p.128-131「一日のはじまり」の項に「柳田国男は(略)古来日本人は一日の始まりは日没であったという考えを展開している」などの記述があります。
「太陽暦ではエジプトにおいて既にそうであったように1日の始まりは日の出であったが、太陰暦や太陽太陰暦では日没が1日の始まりである。」「ユダヤ教の聖典『旧約聖書』の「創世記」の天地創造の各日には「夕があり、また朝となった」と記されているが、これなども夜が起点となっていた証拠である。」とあります。

・『遊文録 説話民俗篇』(井手至/著 和泉書院 2004)
p.164-167「三 一日の始まり-日の出と日没」の項に、「古く、ギリシア・ローマ時代(一世紀頃)のユダヤでは、日の出をもって一日の始まり、つまり零時としていたが、メソポタミア地方では、夕方(日没時)から一日が始まると考えられていたという。この日没時を一日の初めとする考え方については、南方熊楠も、はやくそのことを指摘している」とあります。

・『対談・新西洋事情』(深田祐介/著 講談社 1977)
p.84-92「「日曜文化」とユダヤ暦」の項に「ユダヤ暦は(略)一日の計算の仕方が朝でなくて日没から始まる」とあります。(p.86)

・『柳田国男全集 第13巻』(柳田国男/著 筑摩書房 1998)
p.355-508に収録されている「日本の祭り」の「祭りから祭礼へ」の項に「我々日本人の昔の一日が、今日の午後六時頃、いはゆる夕日のくだちから始まつていたことはもう多くの学者が説いている。」とあります。(p.384)

・『南方熊楠全集 4』(南方熊楠/著 平凡社 1974)
p.380-381「往古通用日の初め」の項に、「トルコその他回教諸国銭貨の手記を調ぶるに緊要と感じ、かの方の暦法を探るうち、今は知らず、そのころまでかの辺一汎に、日没を1日の初めとする習いありと判った。」「古エジプト人やローマ人は、今の欧州の多くの民と同様、夜半を通用口の初めとした、と出ておる」とあります。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
時法.暦学  (449)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
太陰暦
太陽太陰暦
日没
一日の始まり
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000225544解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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