レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/12/19
- 登録日時
- 2017/03/30 00:30
- 更新日時
- 2017/03/30 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-160082
- 質問
-
解決
掛け軸に書いてあった以下の漢詩の意味と作者を知りたい。
「涼聲度竹風如雨砕
影揺窓月在松」
- 回答
-
以下の資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 『文人書譜 9』淡交社, 1979【728.1/フ2/9】
p.147 「31 竹字」の項
「(前略)明の文徴明の句に、
涼声度竹風如雨
砕影揺窓月在松
というのがあるが、句意に相通ずるものがある。(後略)」
資料2 清水光洋 編『墨場必携対句選 続』二玄社, 2001【921/ホク015】
p.440 「七言対句 秋の部」の項
「涼声竹を度って風雨の如く 砕影窓に揺いて月松に在り」
「風が竹やぶを吹いて涼やかな音を立てるのは雨が降っているようであり,窓に砕け散る光を降らす月は松の上空に照っている。※度は渡に同じ。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌.韻文.詩文 (921 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 徴明
- 漢文
- 七言対句
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 社会人
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000213503