このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000209629
提供館
(Library)
高知県立図書館 (2110040)管理番号
(Control number)
I2016-25
事例作成日
(Creation date)
2016年11月18日登録日時
(Registration date)
2017年02月11日 10時17分更新日時
(Last update)
2017年02月11日 10時33分
質問
(Question)
松尾芭蕉「奥の細道」の末に「跋」または「去来奥書」が載っている本がある。その現代語訳・解説が載っている本が見たい。
回答
(Answer)
「跋」は下記の資料に現代語訳や語釈、解説があります。
 『奥の細道購読』(麻生 磯次/著 明治書院 1981)
 pp.515-519 
 『奥の細道新釈』(大欣 鉄馬/著 台北第三中学校同窓会 1976)
 pp.123-124 
 『素竜筆柿衛本 おくのほそ道の読みと解釈』(津守 亮/著 教育出版センター 1980)
 pp.208~210  
 『精講奥の細道』(鈴木 知太郎/共著 金子 義夫/共著 東宝書房 1962)
 pp.177-178 

「去来奥書」は「元禄版本」または「寛政版本」にあるようですが、現代語訳や解説が載っている資料は見つかりませんでした。
回答プロセス
(Answering process)
○「跋」について
 OPACで”跋”を検索するがヒットなし。
 OPACで”奥の細道”でタイトル検索(検索範囲:自館のみ)。59件ヒット。
 うち、めぼしいものをいくつか抜出し、閉架資料をブラウジング。次の資料が見つかった。
  『奥の細道購読』(麻生 磯次/著 明治書院 1981)
  pp.515-519 
  『奥の細道新釈』(大欣 鉄馬/著 台北第三中学校同窓会 1976)
  pp.123-124 
  『素竜筆柿衛本 おくのほそ道の読みと解釈』(津守 亮/著 教育出版センター 1980)
  pp.208~210  
  『精講奥の細道』(鈴木 知太郎/共著 金子 義夫/共著 東宝書房 1962)
  pp.177-178 

 また、OPACより抜出した資料のうち、下記の資料には見当たらなかった。
  『芭蕉 奥の細道』(安東 次男/著 淡交社 1974)
  『日本紀行文集成 第2巻』(大橋 乙羽/校訂 日本図書センター 1979)
  『奥の細道の旅 芭蕉漂泊の跡をゆく』(講談社/編 講談社 1989)
  『おくの細道 古典の旅』(田辺 聖子/著 講談社 1989)
  『日本の古典 現代語訳 18 松尾芭蕉』(河出書房新社 1979)
  『奥の細道 古典を歩く』(毎日新聞社 1988)
  『おくのほそ道 古典を読む』(安東 次男/著 岩波書店 1983)
 
○「去来奥書」について
 ・OPACで”去来奥書”を検索するがヒットなし。
  「跋」が掲載されていた上記資料にも見当たらず。

 ・NDLサーチ、NDLリサーチ・ナビで”去来奥書”を検索するがヒットなし。

 ・”松尾芭蕉”×”文学館”で検索し、Webサイト「俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡」( http://www.bashouan.com/psBashou.htm )にアクセス
  →画面上部の「付属文学館」からアクセスできる「おくのほそ道諸本」の中に次のような記述がある。
   「また、去来所有の本書をもとに版下をつくり、元禄15年に京都の井筒屋庄兵衛が出版した「元禄版本」があり、
    その奥書に次のように記されている。(中略)草稿の書故、文章所々相違す。今去来が本を以て模写する者也。」
  →「去来奥書」は「元禄版本」の中にあると思われる。
  →再びOPACにて”おくのほそみち”×”元禄”で全文検索。3件ヒットしたが該当なし。

 ・芭蕉の出身地である三重県立図書館( http://www.library.pref.mie.lg.jp/ )にアクセス。
  →画面上部にあるサイト内検索窓にて”奥の細道”を検索
  →検索結果「お知らせ」の中の「パブリックスペース - 地域ミニ展示 - 文学」に「第29回「奥の細道の諸本」という記載がある。
  →アクセスすると、展示資料を見ることができる。その中には井筒屋庄兵衛が刊行した井筒屋本(元禄版と思われる)の解説もある。
   また、寛政版の解説には「井筒屋本に素龍、去来、蝶夢の跋を加えた明和刊本から、無署名の跋を除き、~」とある。
   寛政版にも去来の奥書がありそうなことが伺える。

 ・OPACにて”おくのほそみち”×”寛政”、”おくのほそみち”×”井筒”で全文検索。ヒットなし。

 ・レファレンス協同データベースにて”奥の細道”×”寛政”、”奥の細道”×”井筒”、
  ”奥の細道”×”元禄”等で検索するが、該当しそうなものは見当たらず。

 ・NDLサーチにて”奥の細道”×”井筒”で検索。14件ヒット。下記資料が該当しそう。
 『新註奥の細道』(沼沢竜雄/校註 大倉広文堂 1933)
 →図書館送信参加館内公開となっているため、自館内のPCより該当ページにアクセス。
 →確認するが、奥書についての解説は見当たらなかった。

 ・NDLサーチにて”奥の細道”×”寛政”で検索。14件ヒット。該当しそうな資料は見当たらず。

 ・NDLサーチにて”奥の細道”×”元禄”で検索。130件ヒット。
  念のため”奥の細道”×”元禄版”で検索し直す。ヒットなし。

 ・NDLサーチにて”奥の細道”×”去来”で検索。124件ヒット。下記資料に掲載がありそう。
 『去来本 奥の細道解説』(勝峯晋風/著 岩波書店 1933)
 →国立国会図書館デジタル化資料送信サービスで閲覧可能なよう。
 →確認するが、奥書についての解説は見当たらなかった。
事前調査事項
(Preliminary research)
岩波書店、小学館の全集は見たが載っていなかった。
そのほか、次の資料にも載っていなかった。
『おくのほそ道』(久富 哲雄/全訳注 東京 講談社 1980.1)
『おくのほそ道 松尾芭蕉,人生はかるみだ』(長谷川 櫂/著 東京 NHK出版 2014.10)
『芭蕉のこころをよむ 「おくのほそ道」入門』(尾形 仂/[著] 東京 KADOKAWA 2014.10)
NDC
詩歌  (911 9版)
参考資料
(Reference materials)
『奥の細道購読』(麻生 磯次/著 明治書院 1981)
『奥の細道新釈』(大欣 鉄馬/著 台北第三中学校同窓会 1976)
『素竜筆柿衛本 おくのほそ道の読みと解釈』(津守 亮/著 教育出版センター 1980)
『精講奥の細道』(鈴木 知太郎/共著 金子 義夫/共著 東宝書房 1962)
「俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡」( http://www.bashouan.com/psBashou.htm )2016.11.17閲覧
三重県立図書館 パブリックスペース - 地域ミニ展示 - 文学「第29回「奥の細道の諸本」( http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=jocstd2yp-1162#_1162 )2016.11.17閲覧
キーワード
(Keywords)
松尾芭蕉
奥の細道
去来奥書
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000209629解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!