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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000206546
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2016-100
事例作成日
(Creation date)
2016年07月03日登録日時
(Registration date)
2017年01月14日 15時15分更新日時
(Last update)
2017年03月15日 14時10分
質問
(Question)
中世に書かれた、エピクロス、デモクリトス、レウキッポス、ルクレティウスについての(原典)資料が見たい。
回答
(Answer)
以下の資料を紹介した。

1 中世(西暦200-1400年頃)に書かれた原典資料を邦訳した資料
『ギリシア哲学者列伝 下 岩波文庫 33-663-3』(ディオゲネス・ラエルティオス著 加来彰俊訳 岩波書店 1994)
 p119-122「第六章 レウキッポス」、p123-138「第七章 デモクリトス」、p201-322「第一章 エピクロス」の項あり。

2 質問に該当する資料の邦訳引用文が掲載されている資料
『ソクラテス以前の哲学者たち』(G.S.カーク[ほか]著 京都大学学術出版会 2006)
 p505-542「第15章 原子論者たち-ミレトスのレウキッポスとアブデラのデモクリトス」
 p573-588 「主要文献一覧」あり。英文主体で、出典資料のうち邦訳された出版物については日本語が併記されている。
 p597-610 「出典個所索引」あり。引用個所の原典での巻・章・節の表記、著者の概略に関する記述あり。

『ソクラテス以前哲学者断片集 第4分冊』(内山勝利編集 内山勝利〔ほか〕訳 岩波書店 1998)
 p3-25「レウキッポス」 A.生涯と学説(p3-23)B.著作断片(p24-25)
 p26-274「デモクリトス」A.生涯と学説(p26-140)B.著作断片(p140-264)C.倣作(p265-274)

『マルクス・コレクション 1 デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異』(カール・マルクス著 筑摩書房 2005)
 p1-153「デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異」の項にエピクロス、デモクリトスに対するアレクサンドリアのクレメンス等の後世の人物の見解に関する記述あり。注に該当部分のみ引用・抜粋されている。

3 質問に該当する資料の著者名等が確認できた資料
『世界古典文学全集 第21巻 ウェルギリウス』(筑摩書房 1965)
 付録「世界古典文学全集月報 22」p5-8 平田寛著「ルクレティウスの周辺と伝統」にルクレティウス作品の後世の受容に関する記述あり。初期キリスト教世界・回教圏でルクレティウスの作品はほとんど認知されておらず、ラクタンティウス(3世紀)による論難の他、聖ヒエロニュムス(4世紀)、セルィウス、セビリアのイシドルス(7世紀)が知っていたとの記述あり。「コンシェのギヨーム(十二世紀前半)やマンのジャン(十三世紀後半)などの著作には、ルクレティウスの跡形がみられるが、作品そのものは出てこない。」との記述あり。

『エピクロス 教説と手紙 岩波文庫』(エピクロス著 C.Bailey編 岩波書店 1959)
 p191-「解説」にディオゲネス・ラエルティオス(伝記作者)がエピクロスについて著作したと見られる記述あり。
 p192「一八八八年にウォツケは、ヴァチカンの写本(十四世紀のもの)中に、クセノポン、マルクス・アウレリウス、エピクテトスらの著作と混って『エピクロスの勧め』と題される八十個の箴言の集録を発見した。本訳書中に『断片その一』としておさめたのは、これであり(後略)」とあり。
回答プロセス
(Answering process)
1 《国会図書館サーチ》( http://iss.ndl.go.jp/  国会図書館)を〈原典 & 哲学〉で検索するが該当なし。
《国会図書館サーチ》を〈ラクタンティウス〉〈ヒエロニュムス〉で検索するが、質問者事前調査資料のほかは該当なし。

2 自館資料を調査する
西洋哲学関係の参考図書を確認する。
NDC分類〈13〉(西洋哲学)の資料を調査する。
自館目録を〈ディオゲネス・ラエルティオス〉、文献名等で検索する。

その他調査済み資料
『物語ギリシャ哲学史 ソクラテス以前の哲学者たち』(ルチャーノ・デ・クレシェンツォ著 谷口勇訳 而立書房 1986.11)
『西洋思想大事典 別巻 索引』(平凡社 1990)
『外国人物文献索引 思想・哲学 1980-2010』(日外アソシエーツ 2014)
『ギリシア・ローマの奇人たち 風変わりな哲学入門』(ロジェ=ポル・ドロワ[ほか]著 紀伊国屋書店 2003)
『ヘレニズム哲学 ストア派、エピクロス派、懐疑派』(A.A.ロング著 金山弥平訳 京都大学学術出版会 2003.6)
『中世哲学史』(アラン・ド・リベラ著 阿部一智訳 新評論 1999)
『物の本質について 岩波文庫』(ルクレーティウス著 樋口勝彦訳 岩波書店 1961)
『原典による哲学の歩み 原典による学術史』(岩崎武雄編著 斎藤忍随編著 講談社 1974)
『原典が語る哲学説の歴史』(川田熊太郎〔ほか〕著 公論社 1977)
『近世の哲学者たち 主要原典解説』(碓井敏正〔ほか〕共著 三和書房 1979)

ウェブサイトの最終アクセス日は2016年7月3日。
事前調査事項
(Preliminary research)
『中世思想原典集成』(上智大学中世思想研究所編訳監修 平凡社)1-20巻
NDC
西洋哲学  (130 9版)
古代哲学  (131 9版)
中世哲学  (132 9版)
参考資料
(Reference materials)
『ギリシア哲学者列伝 下 岩波文庫 33-663-3』(ディオゲネス・ラエルティオス著 加来彰俊訳 岩波書店 1994), ISBN 4-00-336633-6
『ソクラテス以前の哲学者たち』(G.S.カーク[ほか]著 京都大学学術出版会 2006), ISBN 4-87698-688-6
『ソクラテス以前哲学者断片集 第4分冊』(内山勝利編集 内山勝利〔ほか〕訳 岩波書店 1998), ISBN 978-4-00-092094-0
『マルクス・コレクション 1 デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異』(カール・マルクス著 筑摩書房 2005), ISBN 4-480-40111-3
『世界古典文学全集 第21巻 ウェルギリウス』(筑摩書房 1965)
『エピクロス 教説と手紙 岩波文庫』(エピクロス著 C.Bailey編 岩波書店 1959)
キーワード
(Keywords)
Epicurus(エピクロス)
Democritus(デモクリトス)
Leucippus(レウキッポス)
Lucretius Carus Titus(ルクレティウス カルス ティトゥス)
西洋哲学
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000206546解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決