レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/11/08
- 登録日時
- 2016/12/18 00:30
- 更新日時
- 2019/08/23 14:54
- 管理番号
- 6000030323
- 質問
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解決
芋煮の由来や作り方について、知りたい
- 回答
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『たべもの日本史』『日本料理語源集』
サトイモを使った野外会食料理。山形県が有名。
『山形県の歴史散歩』
保存の難しいサトイモを食べる風習は昔から、各地にあったようだが、戦後、主に山形で芋煮会として広まった。
サトイモは古来から「芋煮神事」などで、儀礼的供え物として尊ばれてきた。
『日本を知る事典』『日本宗教事典』
『旬の食材 [6]』には、「秋の風物詩 芋煮会」2ページに渡り、紹介されている。
「芋棒煮」として、レシピあり。元祖芋煮は京都から運んできた棒だらと煮込むものであった、とのこと。
最近は牛肉や豚肉を使うのが一般的。
他にレシピの載ってる本
『郷土料理のおいしいレシピ 東日本編』:子ども向けで芋煮の由来とわかりやすい作り方付き
『おうちで本格鍋料理』
『日本の食生活全集 6 聞き書 山形の食事』 S.63刊だが、
「いも子汁」「いもご煮」「いもの子汁」など、同じサトイモを使った料理は出てくるが、少し違うようである。
付録の月報№23に戸川幸夫さんがS.7年頃のいわゆる「芋煮会」の思い出を綴っている。すでに河原で懇親会の今と同じ風景のようである。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『たべもの日本史総覧』 西山 松之助/ほか著 新人物往来社
- 『日本料理語源集』 中村 幸平/著 光琳社出版
- 『山形県の歴史散歩』 山形県の歴史散歩編集委員会/編 山川出版社
- 『日本を知る事典』 大島 建彦/[ほか]編 社会思想社
- 『日本宗教事典』 小野 泰博/[ほか]編 弘文堂
- 『旬の食材 [6]』 講談社/編 講談社
- 『郷土料理のおいしいレシピ』 東日本編 教育画劇
- 『おうちで本格鍋料理』 出倉 吾朗/著 東京書籍
- 『日本の食生活全集 6』 農山漁村文化協会
- キーワード
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- 芋煮(イモニ)
- 山形県(ヤマガタケン)
- 里芋(サトイモ)
- 郷土料理(キョウド リョウリ)
- 棒だら(ボウダラ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000203491