レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年11月08日
- 登録日時
- 2016/08/06 17:14
- 更新日時
- 2016/08/11 12:29
- 管理番号
- 相橋-H28-025
- 質問
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解決
江戸時代に庶民はどのように灯りをとっていたか。
- 回答
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資料②のあかりの種類、資料⑦の灯し油の種類をお伝えした。
- 回答プロセス
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自館OPACでキーワード“エド アカリ”で検索した結果、次の資料が見つかった。
①『江戸のあかり』 塚本学/著 岩波書店 2001 (自館請求記号:J38)
江戸時代にあかりに利用されていたナタネ油について書かれている。
p52-53に日本の光源のうつりかわりの表が掲載されている。
自館OPACでキーワード“エド クラシ”で検索した結果、次の資料が見つかった。
②『江戸のくらしがわかる絵事典』 PHP研究所 2003 (自館請求記号:J38)
p22-23に「明かりの道具」の項があり、油や蝋燭に火をつけて明かりにしていた旨の記述がある。
また、油皿、瓦灯、行灯など明かりの道具がイラストとともに紹介されている。
③『図解江戸の暮らし事典 決定版』 学習研究社 2007 (自館請求記号:382.1)
p40に行灯、瓦灯、ろうそく立てなどのあかりの道具が写真とともに紹介されている。
行灯と瓦灯は、菜種油や魚油などを油皿で燃やして用いた旨の記述がある。
ろうそくは行灯よりは明るかったが、高かったとある。
Cinii Books(http://ci.nii.ac.jp/books/ 2015/11/08 最終確認)でキーワード“江戸 あかり 油”で検索したところ、次の資料がヒットした。
④『あかりのフォークロア』 照明文化研究会/編 柴田書店 1976 (相模原市立図書館請求記号:383.95)
GoogleBooks(http://books.google.co.jp/books?hl=ja 2015/11/08 最終確認)でキーワード“江戸 あかり 油”で検索したところ、次の資料がヒットした。
⑤『大江戸まるわかり事典』 大石学/編 時事通信社 2005 (自館請求記号:R210.5)
p58に灯りと燃料の項がある。
出典として次の資料を挙げている。
⑥『大江戸えねるぎー事情』 石川英輔/著 講談社 1990 (相模大野図書館請求記号:501)
③の資料と同じ分類の棚をブラウジングし、次の資料を見つけた。
⑦『江戸人のしきたり』 北島廣敏/著 幻冬舎 2007 (自館請求記号:382.1)
p61-62に行灯に用いた「灯し油」について記述がある。
普通は菜種油が用いられ、低所得者は鰯、鱈、鰊などの安い魚油を使ったとある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382)
- 参考資料
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- 『江戸のあかり』 塚本学/著 岩波書店 2001
- 『江戸のくらしがわかる絵事典』 PHP研究所 2003
- 『図解江戸の暮らし事典 決定版』 学習研究社 2007
- 『あかりのフォークロア』 照明文化研究会/編 柴田書店 1976
- 『大江戸まるわかり事典』 大石学/編 時事通信社 2005
- 『大江戸えねるぎー事情』 石川英輔/著 講談社 1990
- 『江戸人のしきたり』 北島廣敏/著 幻冬舎 2007
- キーワード
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- 江戸
- 明かり
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000195656