レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/04/18
- 登録日時
- 2014/11/09 11:27
- 更新日時
- 2015/01/20 14:53
- 管理番号
- 埼久-2014-084
- 質問
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解決
精子バンクについて書かれた資料を探している。
- 回答
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以下の当館所蔵資料及び情報を提供した。
※事例作成日までの情報であること、資料の刊行年月日に注意。
図書資料
『生殖医療 シリーズ生命倫理学 6』(菅沼信彦、盛永審一郎責任編集 丸善出版 2012)
精子提供、精子凍結保存、精子バンクについて、過去から現在に至る状況や、現況が掲載されている。参考文献も掲載されている。まず概要を知るための導入書として紹介した。
『生殖技術』(柘植あづみ〔著〕 みすず書房 2012)
提供精子や提供卵子は売買されるべきかなど、生殖技術の全体像について最近の研究成果をまとめたものである。
雑誌記事
兼子智著「精子凍結保存の特性と臨床的意義」(『日本医師会雑誌 141(6)』p1249-1252 日本医師会 2012)
「特集 代理母、精子・卵子提供、出生前検査…生殖医療は人類の福音か?」『中央公論 129(4)』中央公論新社 2014)
p24-27 鎌田實「生まれてくる子どもの視点で考える」
p28-33 古川俊治「自民党生殖補助医療に関するプロジェクトチーム座長として なぜ早急な法整備が必要か」
p34-41 水野紀子「「個人の自由」「自己決定」の危うさ 当事者の「願望」を叶えるのが法の役目ではない」
p42-45 酒井麻里子「「卵活」はどこまでできる : 卵子凍結医療最前線」
Manzoor Sarfraz著「DENMARK 世界最大の精子バンクを見学して「命の値段」について考えてみた」(『Courrier Japon 9(12)』p28-31 講談社 2013)
デンマークの「生殖ビジネス」について書かれている。
参考情報
下記文献は当館未所蔵だが、インターネット上で本文が公開されているため紹介した。
《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所 2014/4/12最終確認)オープンアクセス
丸山マサ美著「不妊症カップルの生殖補助医療に対する態度研究 : 子供の有無とジェンダーの視点から」(『山口医学 55(1)』p17-27 山口大学医学会 2006)
以下3点の雑誌記事は刊行年が古く「現状」ではないが、日本初の精子バンク「エクセレンス」について書かれているため参考に紹介した。
与那原恵著「ノンフィクション 男性不妊(2)精子バンク」(『週刊朝日 106(2)』p50-54 朝日新聞社 2001)
「国内初 子授けの成功報酬30万円-「精子バンク」に群がった父親たちの氏素姓」(『サンデー毎日 75(54)』p152-155 毎日新聞社 1996)
斎藤真里著「精子バンク日本初登場-不妊治療最前線の光と影<ルポ>」(『婦人公論 81(13)』p234-241 中央公論新社 1996)
- 回答プロセス
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当館妊活情報コーナー所蔵資料をブラウジング調査する。
《NDL-OPAC》(http://www.ndl.go.jp/ 国会図 2014/04/12最終確認)及び《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所 2014/04/12最終確認)を〈精子 & バンク〉で検索しヒットした所蔵資料を調査する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 婦人科学.産科学 (495 9版)
- 参考資料
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- 『生殖医療 シリーズ生命倫理学 6』(菅沼信彦、盛永審一郎責任編集 丸善出版 2012) , ISBN 978-4-621-08483-0
- 『生殖技術』(柘植あづみ〔著〕 みすず書房 2012) , ISBN 978-4-622-07706-0
- 『日本医師会雑誌 141(6)』(p1249-1252 日本医師会 2012)
- 『中央公論 129(4)』(中央公論新社 2014)
- 『Courrier Japon 9(12)』(p28-31 講談社 2013)
- キーワード
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- 生殖補助医療
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000161942