レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/06/26
- 登録日時
- 2013/11/11 00:30
- 更新日時
- 2013/11/12 10:01
- 管理番号
- 千県中参考-2013-19
- 質問
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解決
行政訴訟を起こす際の裁判費用について知りたい。
(1)裁判費用の支払いのタイミングはいつか(先払いか、判決後か)。
(2)書式例の訴状に「訴訟物の価格」という項目があるが、価格は訴える人(原告)が書くのか、裁判所側が記入するのか知りたい。裁判所のホームページに載っていないか。また、本はあるか。
- 回答
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(1)【資料1】裁判所のホームページ内、「裁判手続の案内>手数料」のページ(http://www.courts.go.jp/saiban/tesuuryou/index.html)に、「手数料は,収入印紙で,訴状や申立書に貼付して納付してください。」と記載あり。
(2)(1)と同ページに、「裁判手続を利用する際に裁判所に納付する手数料のうち,申立手数料の額は,民事訴訟費用等に関する法律で決められており,手数料額の算定方法は,裁判手続の種類によって別表のとおり定められています。」とあり、手数料額の早見表が掲載されている。訴額等に応じて手数料が決まっていることがわかる。
【資料2】『書式本人訴訟支援の実務 全訂6版』(松永六郎著 民事法研究会 2012)
巻末の参考資料の中に「訴訟物の価格算定および貼用印紙額一覧表」が掲載されており(p409-p430)、手数料について詳しく記載あり。
例えば質問典拠に関連する項目では、民事訴訟の第1審の訴訟手続の訴状で「財産権上の請求でない訴え価格を算定することが極めて困難な場合」は「訴訟の目的の価額を160万円とみなす」として申立等手数料(貼用印紙額)13,000円と記載がある(p421)。
(インターネットの最終アクセス:2013年9月26日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『行政訴訟の実務』(ぎょうせい 2007)は質問者自身で確認済。印紙のことはp27に掲載されているとのこと。書式例に訴額160万円、手数料13,000円と載っている。この例で160万円となっている金額は誰が判断して記入するのか知りたい。
- NDC
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- 司法.訴訟手続法 (327 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】「裁判所 手数料」(http://www.courts.go.jp/saiban/tesuuryou/index.html)
- 【資料2】『書式本人訴訟支援の実務 全訂6版』(松永六郎著 民事法研究会 2012)(0106348913)<3272/93>
- キーワード
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- 裁判費用(サイバンヒヨウ)
- 手数料(テスウリョウ)
- 訴訟費用(ソショウヒヨウ)
- 訴額(ソガク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 法情報
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000140293