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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000137394
提供館
(Library)
近畿大学中央図書館 (3310037)管理番号
(Control number)
20130920-2
事例作成日
(Creation date)
2013年09月20日登録日時
(Registration date)
2013年09月20日 14時49分更新日時
(Last update)
2013年09月28日 08時58分
質問
(Question)
いわゆる「過労死ライン」と呼ばれている、時間外労働時間数が月平均80時間というのはどの法律に根拠が示されているのか知りたい。
回答
(Answer)
 法律ではなく、厚生労働省労働基準局の通達(基発第1063号 平成13年12月12日)の【脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準について】に基づいている。
 ・独立行政法人 労働政策研究・研修機構:労働問題 Q&Aデータベース > 労働関係法令等一覧
 ( http://www.jil.go.jp/rodoqa/hourei/rodokijun/KH1063-H13.htm  last_access:2013-09-20)

 業務の過重負荷について検討する場合に、疲労の蓄積度について最も重要な要因となる労働時間に着目し、その時間が長いほど業務の過重性が判断できるとした。より具体的には、上記通達の(3)長期間の過重業務について > エ.過重負荷の有無の判断 の項の中に次の文章を見つけることができる。

・・・・・・・・引用ここから
(1) 発症前1か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね45時間を超える時間外労働が認められない場合は、業務と発症との関連性が弱いが、おおむね45時間を超えて時間外労働時間が長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できること

(2) 発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できることを踏まえて判断すること。

 ここでいう時間外労働時間数は、1週間当たり40時間を超えて労働した時間数である。
 また、休日のない連続勤務が長く続くほど業務と発症との関連性をより強めるものであり、逆に、休日が十分確保されている場合は、疲労は回復ないし回復傾向を示すものである。
・・・・・・・・引用おわり
回答プロセス
(Answering process)
◆ Googleなどの検索エンジンを使って、“過労死ライン”で検索するとWikipediaの項目や、資料1などの参考となるウェブページを見つけることができる。
 ・コトバンク : 過労死ライン
 ( http://bit.ly/1ewpWvX last_access:2013-09-21)

◆ 資料3のQ&Aデータベースを使って、“過労死”で検索すると幾つかの事例が見いだされる。
 ・Q5 過労死の認定基準はどうなっていますか?
 ( http://www.jil.go.jp/rodoqa/08_eisei/08-Q05.html last_access:2013-09-21)
事前調査事項
(Preliminary research)
・NHK クローズアップ現代(2013年9月18日放送):拡大する“ブラック企業”~過酷な長時間労働~を見て
 ( http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3403.html  last_access:2013-09-20)
NDC
労働経済.労働問題  (366 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】.弁護士 岩城穣氏のWebsite : 過労死の労災認定基準、7年ぶりに改定
http://homepage2.nifty.com/karousirenrakukai/15-24=ninteikijun7nenburikaiteie.htm  last_access:2013-09-20)
【資料2】.厚生労働省 Website : 法令・通達・裁判例・各種参考資料などの検索
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/kensaku/  last_access:2013-09-20)
【資料3】.独立行政法人 労働政策研究・研修機構:労働問題 Q&Aデータベース
http://www.jil.go.jp/rodoqa/index.htm  last_access:2013-09-20)
キーワード
(Keywords)
労働法制
時間外労働
ブラック企業
過労死
深夜残業
過重負荷
過重労働
労働基準法
労基法
労働者災害補償保険法
労災保険
労災補償
労働災害
自殺
鬱病
長時間労働
労災認定
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
埼玉県立久喜図書館
国立国会図書館
備考
(Notes)
 ・平成21年度における「脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について」が厚生労働省から発表になった。この発表についての最新のコメント記事を入手したい。朝日新聞7月14日朝刊に1件あった。(埼玉県立久喜図書館)
 ( http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000112921
 ・1990年代以降の過労死に関する資料を紹介してほしい。(国立国会図書館)
 ( http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000036127
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
労働
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000137394解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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