レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/06/10
- 登録日時
- 2013/03/30 00:30
- 更新日時
- 2013/04/17 13:10
- 管理番号
- 6000004504
- 質問
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解決
阪急電鉄蛍池駅の近くの、南門前池の南にある阪急電鉄宝塚線の西側の小高い土地は古墳であるときいたが、これについてわかる資料はあるか。
- 回答
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古墳の名は御神山古墳(ごしんざんこふん、おかみやまと読む資料もあり)『新修豊中市史 第4巻 考古』などに記載あり。
- 回答プロセス
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『とよなか歴史・文化財ガイドブック』(豊中市教育委員会)付録の「とよなか歴史・文化財マップ」を確認すると、「御神山(ごしんざん)古墳」が該当。p22に記載があり。鉄道工事の際に損なわれたとみられ、墳形や規模は不明だが、三角縁神獣鏡や碧玉製の車輪石が出土し、古墳時代前期のものとわかっている。
『新修豊中市史第4巻 考古』(豊中市)p285-286に、御神山古墳の遺物などについての詳しい記載があり。p285には詳細な地図もあり。『豊中の史跡たずね描き』(豊中市立教育研究所)p47「御神山古墳」には古墳のスケッチと、阪急電車と産業道路(現在の国道176号線)を通すために削られた際に、ゾウの牙の化石が出土したとの記載があり。
『郷土学習資料集 おおいけ』(豊中市立大池小学校)p52には、「麻田御神山(おかみやま)古墳」として、前方後円墳だが現在は後円だけが残っていると紹介。昭和30年頃の北側から見た古墳の写真と、明治18年の地図があり。
『日本歴史地名大系28 大阪府の地名1』(平凡社)p264には、「おかみやまこふん」の名で項目があり、明治年間の地形図によると全長200mの前方後円墳であったことが伺われるとあり。
『図説北摂の歴史』(郷土出版社)p62-63「待兼山・御神山古墳と新免古墳群」には、御神山古墳から出土した銅鏡と碧玉製車輪石についての解説があり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『とよなか歴史・文化財ガイドブック』豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課/編集(豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課)
- 『新修豊中市史 第4巻』豊中市史編さん委員会/編(豊中市)
- 『豊中の史跡たずね描き』福西 茂/著(豊中市立教育研究所)
- 『おおいけ』豊中市立大池小学校職員一同/編集(豊中市立大池小学校)
- 『図説北摂の歴史』(郷土出版社)
- キーワード
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- 御神山古墳(ゴシンザンコフン)
- 豊中(トヨナカ)
- 古墳
- 歴史
- 史跡
- 三角縁神獣鏡(サンカクブチシンジュウキョウ)
- 御神山古墳(オカミヤマコフン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000129888