レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/06/08
- 登録日時
- 2012/12/29 02:16
- 更新日時
- 2013/01/17 16:22
- 管理番号
- 6000004445
- 質問
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解決
豊中市中桜塚4丁目の大塚公園はかつて古墳であったと聞いたが、この古墳について詳しくわかる資料はあるか。
- 回答
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『摂津豊中大塚古墳』『新修豊中市史 第4巻 考古』などに、大塚公園にある大塚古墳についての記載があり。
- 回答プロセス
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『摂津豊中大塚古墳』(豊中市教育委員会)に、大塚古墳の概要や発掘調査の結果があり。大塚古墳は桜塚古墳群(豊中市中央部にある4世紀末から5世紀末にかけて造られた古墳群)最盛期を代表する円墳。昭和10年代の土地区画整理事業によって近隣の狐塚(きつねづか)古墳・北天平塚(きたてんびんづか)古墳は消滅したが、大塚古墳は公園として保存された。同書には出土した埴輪・方格規矩獣文鏡(ほうかくきくじゅうもんきょう)・勾玉・甲冑・刀剣類などのカラー写真と解説があり。
『とよなか歴史・文化財ガイドブック』(豊中市教育委員会)p40「大塚古墳」には、大塚古墳の出土品の重要性などがわかりやすくまとめられている。また『新修豊中市史第4巻 考古』(豊中市)p298-304にも大塚古墳についての記載があり、特にp298の地図では現在の建物に対する、大塚古墳を含む桜塚古墳群東群の位置関係を見ることができる。なお桜塚古墳群は明治期の調査では36基を数えたが、現存するのは大塚古墳・大石塚古墳・小石塚古墳・御獅子塚古墳・南天平塚古墳の5基のみ。
このほか、『豊中の文化財』(豊中市教育委員会)p50-51、『豊中の史跡たずね描き』(豊中市立教育研究所)p75にも大塚古墳についての記載があり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『摂津豊中 大塚古墳』豊中市教育委員会/編集(豊中市教育委員会)
- 『とよなか歴史・文化財ガイドブック』豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課/編集(豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課)
- 『新修 豊中市史第四巻』豊中市史編さん委員会/編(豊中市)
- 『豊中の史跡たずね描き』福西 茂/著(豊中市立教育研究所)
- 『豊中の文化財』豊中市教育委員会社会教育課/編集(豊中市教育委員会社会教育課)
- キーワード
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- 大塚古墳(オオツカコフン)
- 古墳
- 豊中(トヨナカ)
- 史跡
- 歴史
- 桜塚古墳群(サクラヅカコフングン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000117830