レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/05/20
- 登録日時
- 2012/12/29 02:15
- 更新日時
- 2013/01/17 11:10
- 管理番号
- 6000004243
- 質問
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解決
服部緑地の中に昔古墳があったと聞いたが、これについてわかる資料はあるか。
- 回答
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『新修豊中市史第4巻 考古』(豊中市)p336に記載されている「梅塚古墳」が該当。『豊中市の指定文化財』(豊中市教育委員会)などにも記載があり。
- 回答プロセス
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郷土資料の書架を探す。
『とよなか歴史・文化財ガイドブック』(豊中市教育委員会)付録の「とよなか歴史・文化財マップ」を確認すると、服部緑地内にあるのは梅塚古墳。p44に同古墳についての簡単な解説があり。
『新修豊中市史第4巻 考古』第4章「古墳時代」第2節「遺跡の説明」で梅塚古墳を確認。p336の図によると梅塚古墳は現在の回転大花壇の付近にあたり現存しないが、昭和初年の調査記録の引用があり。円筒埴輪をめぐらした大前方後円墳であったが、昭和15年の服部緑地の造営と、昭和34年の花壇の新設によって失われた。
『豊中市の指定文化財』p16「文第17号 梅塚古墳跡」にも同様の記載があり。桜塚古墳群と同時期の古墳である。なお桜塚古墳群については『豊中の文化財』(豊中市教育委員会)などに記載があり。豊中市中央部、岡町から桜塚一帯に4世紀末から5世紀末にかけて形成された中期古墳群。
このほか、『豊中の史跡たずね描き』(豊中市立教育研究所)p97には服部緑地内にある梅塚古墳の説明文のスケッチなどがあり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『とよなか歴史・文化財ガイドブック』豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課/編集(豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課)
- 『新修 豊中市史第四巻』豊中市史編さん委員会/編(豊中市)
- 『豊中市の指定文化財』(豊中市教育委員会)
- 『豊中の史跡たずね描き』福西 茂/著(豊中市立教育研究所)
- キーワード
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- 梅塚古墳(ウメヅカコフン)
- 豊中(トヨナカ)
- 古墳
- 史跡
- 歴史
- 服部緑地(ハットリリョクチ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000117783